56−1.2003年2月25日、人文字メッセージ本部テント村(1)〜(10)

  (1)  
 

発信:嘉指(かざし)信雄(神戸大学教授)さん

ヒロシマの皆さん、日本全国の皆さん、両手いっぱいに花と楽器をもって、広島の中央公園に集まりませんか?

このたびヒロシマで行う「1万人の市民が作る平和のメッセージ」は、新たな地球の未来を選択する力強い意志を持つ地球市民の集いです。
この集まりには、これまで平和運動を続けてきた人々だけでなく、これまで平和“運動”に関わったことのない、ごく一般的な多くの市民が参加するでしょう。

  (2)  
 そしてみんなで一緒に平和を求める歌を歌いながら、『NO WAR NO DU!』(戦争やめて!劣化ウラン弾をつかわないで!)と、大きな、大きな人文字で描き出し、「これ以上戦争は許さない!これ以上ヒバクシャは作らせない!」という、平和への強い意志を世界の人々に、アメリカの人々に届けませんか!
  (3)  
 この「1万人の市民が作る平和のメッセージ」は日本はもとより世界のメディアに呼びかけて、取材していただく予定です。さらに最終目標として、アメリカの主要新聞に人文字『NO WAR NO DU!』の空からの写真をメインにした【一面意見広告】をできるだけ早く掲載したいと思っています。もしも残念なことに戦争がはじまったとしてもです。

「国連査察団」から安保理に報告が提出された直後、そんな【決定的な時期】に、これまでにない新しい形で、メッセージをヒロシマの地から世界へと発信することには測り知れない意義があります。
  (4)  
 どうか、ヒロシマから世界にむけて【ひとりから出来ること】にご参加下さい。ヒロシマからのメッセージは世界を駆けめぐります。

日本各地から、一人ひとりの善良な市民がヒロシマに集まり、一人ひとりの思いをこめて、【日本から出来ること】にご参加ください。

  (5)  
 被爆詩人・峠三吉は訴えました。

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ

  (6)  
 今、世界各地で、平和運動がかつてない程の高まりを見せています。

それにもかかわらず、アメリカ政府は、核兵器の使用さえほのめかし、
イラク攻撃の準備を急いでいます。
まさに今、私たちは、個人の生命(いのち)をこそ大切にする世界を取り戻すため、「にんげんをかえせ へいわをかえせ」と、声を上げなければ
なりません。

「1万人の市民が作る平和のメッセージ」では、ヒロシマ県内の団体の方々に個人で参加していただくように呼びかけています。
  (7)  
 

ひとりの個人として、広島市民として、世界にメッセージを流すことを目的としています。

家族単位で、学校のクラス単位で、友達同士で、大きな団体という枠を
のりこえて、この人文字づくりにご参加下さい。

また、広島県外からのご参加を心からお待ちしています。
広島まで来られない方々には、このプロジェクトにぜひともちがう形でご参加下さい。

  (8)  
 

この情報をあなたの近くの人にお知らせ下さい。地域のグループ、団体などにお知らせ下さい。また、人文字一面意見広告にご寄付ください。
会計報告は随時グローバル・ピース・キャンペーンのホームページで公表いたします。
http://www.peace2001.org/

  (9)  
 
  (10)  
 

            

24日はマスコミ報道(25日中国新聞毎日新聞)にまかせてしまい、25日夕刻、仕事を終えて急いでテント村へ行き、様子を45枚以上のデジカメ写真に撮りました。6時前から約1時間、だんだん暗くなっていく様子がわかるでしょう。デジカメと補正、だいぶ慣れてきました。1年近く前は、夕刻という悪条件では全滅という失態もありましたが、今回は本当にダメなのは2枚だけでした。このぶんだとそのうち最初から精選して撮るようになるのも可能になるかも。