67−1.2003年3月23日、平和のリボンで原爆ドームを囲もう、前段(1)〜(10)

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今回は「平和のリボンで原爆ドームを囲もう」ということで、皆さん、創意工夫を凝らして参加されており、その気持ちを考えれば精選しきれずに、まt天気も良く、絵になる光景が多く、重複した写真以外は出来るだけ多く紹介していますので、なんと、190枚にもなってしまいました。ご勘弁願います

なお下に左党さんからの報告を入れていますので、それで解説に替えさせて下さい。なお写真はほぼ時間順です。特にリボンで取り組む光景はほとんど削除していませんのが多い原因です。

中国新聞ホームページ(3月24日)朝日新聞ホームページ(同) 読売新聞ホームページ(次ページ)にもに出ています。

 
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 人文字意見広告の写真売り出しとカンパを募っています
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午後1時になりました。旗を用意したら皆さん早速寄せ書き

 

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 歌が始まりました
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この日の司会は尾崎良枝さんと湯浅一郎さん

 

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 次々に色々なグループの歌です
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(左党さんからの報告)

3月23日の報告集です。

アクション報告(3月23日)「ピースリボン」に2000人!

      はじめに

      イラクの民間人の死傷者が拡大し、米英軍にも 死傷者が増えつつある23日、原爆ドーム前に 約2000人が集合し、思い思いのメッセージを 書いたリボンで、原爆ドームを取り囲み、グラウンド  ゼロから、世界へ戦争反対のメッセージを出し  ました。

      「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」(http://www.e-hanwa.org/) が呼び掛けたものです。

      わたくし、さとうは、他のスタッフとともに、11時に  現地入り。リボンを持ってきていない方のために、 予め地元で何回か、リボンでドームを取り囲む取り組みをされている「リボンの会」からお借りした平和 のメッセージを書き込んだリボン数百枚を、ドーム 周辺に配置しました。

      12時を過ぎたあたりから、人々がドーム前に集まり 始めました。

      13時に開会。

      「WE SHALL OVER COME」などの斉唱や 音楽の合間に、次々と人々が挨拶しました。


      ヒロシマからの訴え


      被団協の金子さん、被爆教職員の 会の石田明(県議)さん、一市民として参加したという、 代議士の金子哲夫さんらが次々挨拶しました。

      石田明さんは、爆心から730メートルの地点で 被爆。先ほどまで元気で歩いていた市民の 姿もなく、人間が消えてしまった様子を 目の当たりにしたと言います。

      石田さんは 「私の目は母からもらった目ではありません。 1回後遺症で失明して、20年前に人工レンズを 入れてかろうじて皆さんの御顔を見る事が出来ます」
      「私は、喉頭ガンと皮膚ガンの二つのガンと 今でも闘っています」
      「ヒバクシャは全ての戦争に反対です。2度とヒバクシャを つくらないでほしい」と訴えました。

      続いて、金子哲夫さんが挨拶。

      「今日は、一広島市民と参加しましたのでマイクを握らされるとは思っても居なかった」  としたあと、 「こうしている間にも次々命を奪われる人が出ています。 国会で「口先だけで反戦平和をいっても仕方がない」 と暴言を吐いた人が居ましたが、本当にそうなのでしょうか。
      憲法調査会で「法による秩序こそを」と発言したとき、「アメリカにによる力の支配」を聞きました」「罪なき人が命を奪われないように頑張りたい。  一人一人の市民の意識を大事にして明日から 頑張りたい。アメリカの無謀な戦争を1日でも、 いや、一刻でも早く終らせたい」  と明日からの国会への決意を述べました。

      また、人文字メッセージ実行委員会の嘉指信雄さんが「日本の反戦運動は外国の運動にも大きな励ましになる」  とし挨拶。

      「NO WAR NO DU」の人文字写真のNYタイムズへの 意見広告掲載の経過について報告しました。

      日時を指定すると高くつくので、期間を指定する 方式を採用。現在、スタンバイの状態です。 ただ、必要な金額が集まりきっていません。  数十万円は不足です。カンパと、ポストカードの 購入をお願いしていました。

      また、米国人のダネットさんは、米国製品の 不買運動を提起。経済面から米政府の政策を  変えさせようと訴えました。


      連日の楽しい行動


      参加者はこのあと、リボンを手に原爆ドームを取り囲みました。  囲み終わると、一斉に「NO WAR NO DU NO NUKES」 と唱和しました。

      その後、ピースウォークへと移りました。 今回も、「**反対」などと叫ぶやり方ではなく、 欧米風のデモ、リレートークなどの新しいやり方が 定着した形になりました。

      先頭の横断幕の後ろは、私さとうと金子代議士 ら4人。宣伝カーの「WELOVE PEACE」「NO MORE WAR」
      などのシュプレヒコールの合間に、僭越ながら、わたくし さとうの音頭で「戦争反対」「ブッシュは辞めろ」「シャロンは  辞めろ」などとコール。

      また、沿道の小学生らに「みんなで歩きましょう」 などと声をかけると、私の周辺だけで数名が参加 してくれました。

  今後のためにも断固行動継続を

  さて、今回のイラク戦争は、ブッシュの頭の中では 序盤の序盤に過ぎません。繰り返しますが、ブッシュは  2月26日の演説で、イラクの民主化は、中東に波及する、としています。すなわち、イラク以外にも、イラン、サウジアラビア、 エジプトなどのイスラム諸国をことごとく、アメリカの都合の良い 政府に変えてしまおう、こういうことなのです。

      また、国家安全保障戦略などでも「単一のモデル」を強制する としています。ブッシュ政権は、世界中で戦争を起こしてでも、 政権を転覆しまくることを目論んでいます。

      むろん、こんな暴挙を許すわけにはいきません。 イラク戦争に反対しないと、今後のアメリカのこうした文脈での 戦争を許す事につながります。 残念ながら、イラク戦争を止める事は難しいかもしれません。 しかし、今後の戦争による、犠牲者を一人でも少なくするため には、反対をしつづける必要があるのです。猛反発を、 ブッシュ、小泉両首脳に浴びせつづける必要があります。

      今回、小中学生などの飛び入りも目立ちました。本当に 若い人に、戦争はいけん、何かせねば、という気持が  広がっているのがわかります。

      何か、うまく思いを表現する場を作りつづける必要が あります。

      一方で、「戦争による平和」ではなく「平和による平和」 へのビジョンを明確にして行く事も中期的、長期的には 求められます。


      月末の行動にもご参加を


      一方、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会では、30日(土)12時 から13時までの予定で、リレートークを実施します。

      みなさん、是非、御自分の思いを、ヒロシマから世界へ発しましょう。

      その後、13時から13時50分までピースウォークを行ないます。

      一方、その日の午後2時から四時半までは、原爆資料館会議室1にて、 「核軍縮・日本の成績表」広島評価会議が開催されます。

      イラク攻撃の背景ともなっている、アメリカの核態勢見なおしや、 ミサイル防衛計画に日本政府がどう対応しているかもチェック します。

      梅林宏道さん、森瀧春子さん、平岡敬さんがパネリストです。

      リレートーク、ピースウォークに参加された方、こちらにも参加されて 是非、学習を深めませんか?よろしくおねがいします。

      また、以下の取り組みへのご参加もお願いします。

      ■有事立法はイケン(違憲)!広島県市民連絡会が以下の行動を 行ないます。

      昼、夜、それぞれ5人いれば、可能と思います。

      ●24日は休みましょう。

      ●25日(火)〜28日(金)
      12:00〜13:00
      原爆ドーム前 情宣、FAX署名
      18:00〜19:00
      福屋前     情宣、FAX署名