137−1.2004年3月14日、補給艦「とわだ」呉出港「平和船団」抗議行動(羽熊直行撮影)(1)〜(6)
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快晴でした。準備の様子。(写真は羽熊直行さん撮影。コメントの大半も) 下に湯浅さんからの呼びかけ文と海上からのアピール例 次ページ下にに3月12日の海上自衛隊呉地方総監部への抗議行動と要請書 紙面では、「この日は、基地周辺に市民団体「ピースリンク広島・呉・岩国」のメンバーがゴムボート7隻を出して派遣反対を訴え、賛成派激励活動をした」と出ているのですがホームページではなぜか、このあたりが略されています。
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ボートに分乗始めました。7艘のボートが出ました。 3月16日毎日新聞ホームページにも出ていました。抗議行動にはちょっぴり触れています。同日の朝日新聞(ピースリンクの抗議活動に触れている)、読売新聞(抗議活動に触れていない)記事も出ていました。
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8人が乗りました。 | |
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久野さんが主にしゃべり、シュプレヒコールをやりました。 | |
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「とわだ」に近づこうとするも、いつもの通り海上保安庁の船が割ってはいります。
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ピースリンクの湯浅です。
イラクへの第一次派兵が終盤にさしかかっていますが、その影で、アフガン派遣は続いています。3/3、護衛艦「ひえい」が呉に帰還しましたが、3月14日、9時、今度は、補給艦「とわだ」が、対テロ・アフガン掃討作戦のため、横須賀の補給艦「ときわ」の交代要員として呉を出ます。4回目の派遣です。
平和船団を、下記の日程で出しますので、ご参加ください。
(日)
午前7時、 基地集合、ボートの準備
7:45−8:00過ぎ
海上へ移動
8:00-9:30 Fバース周辺でアピール、抗議
9:00 「とわだ」出港
9:30
陸に
広島では、午後、憲法問題の集会がありますが、できれば、午前中は、呉に来てください。11時過ぎには、広島に戻れると思います。
海上からのアピール例: 呉基地周辺の自衛隊員の皆さん ご家族の皆さん!
私たちは、ピースリンク広島・呉・岩国の平和船団です。
本日、補給艦「とわだ」が対テロ特措法によるインド洋での燃料補給作戦のため、呉基地を出ようとしています。「とわだ」は何と4回目の派遣であり、この艦船が果たしてきた対アフガン戦争の後方支援という戦時下における海外派遣は、明確にアメリカ軍の戦争の片棒を担いできたのであり、どうしても認めるわけにはいきません。今後、一切の海外派兵の中止を求めます。
職務命令とは言え、乗員とその家族の皆さんが、戦時下の精神的にも、肉体的にも苦渋に満ちた生活におつかれであろうことは想像に難くありません。とくに、補給艦「とわだ」はこの2年半の間に4回派遣され、呉にいたのはわずかです。乗員とその家族の人権は極度に踏みにじられてきました。インド洋に派遣された自衛官の中には、マスコミのインタビューに「もう二度と行きたくない」と拒否の意思表示をされている方もいると聞きます。皆さんの本音も、そういう思いなのではないでしょうか。
他方で、これまでに海上自衛隊が米軍に供給した燃料は、34万2千キロリットル、額にして120億円以上にのぼり、これは米軍が使用した全燃料の実に40%に相当します。米英軍の一方的な爆撃によって、アフガニスタンでは少なくとも4千人以上の一般市民が亡くなり、兵士まで含めれば、おそらく何万人もの人々が殺されているはずです。海上自衛隊が、まぎれもなく米英軍の殺戮の片棒をかついでいることも、まぎれもない事実です。「国際貢献」の名の下に、自衛隊を海外に派兵し続けることは、アメリカの一方的な殺戮行為に手を貸し続けることを意味しているという側面は、ぬぐいようのない事実なのです。
にもかかわらず、アフガニスタンでの戦争の実態はほとんど報道されず、自衛隊がどこで、何をやっているのか私たちには知らされていません。おそらくご家族の皆さんにすら、どの港に立ち寄って、どの様な作戦行動をしたのかは、教えないのでしょう。
しかし、明白なのは2001年10月以来の空爆や地上戦によっても、アフガニスタンに平和を確立することはできていないということです。戦争は多くの人々を死に追いやり、多くの人々を苦しめ続けています。海上自衛隊の部隊が、その一部を担ってきたことは、まぎれもない事実であり、組織としての自衛隊が果たしてきた戦争協力の有り様を、私たちは絶対に認められません。
呉には、旧軍港市転換法という法律が適用され、海軍の街から、平和港湾産業都市として生きていくことが、町の基本的な方向です。また呉には多くの被爆者が市民として暮らしている被爆県の街です。その街が、なぜ戦争の一部を担う状態を続けるのか、私たちには、納得がいきません。このような状態は、一刻も早く止めるべきです。
ずるずると海外での戦争に引きづり込まれていくことで、一番苦労するのは、皆さんご自身のはずです。皆さんの中から、戦争に反対する声があがる必要があります。
そもそも自衛艦に成られるときの契約の中に、このように頻繁に海外に出ていき、戦争協力をするなどと言う約束はなかったはずです。1954年6月、自衛隊の発足が決まったときの参議院における「自衛隊の海外出動禁止決議」の精神と、「決議の趣旨は、十分これを尊重する」との政府の約束をご存じのはずです。その約束はどこに行ってしまったのかということを、政府に問いただすべきです。自衛隊が海外で作戦行動をすることを「普通のこと」にしてはならないのです。
シュプレヒコール:
補給艦「とわだ」のアフガン派遣を中止しろ!
インド洋派遣部隊を即時撤収しろ!
「とわだ」は呉から出るな!
護衛艦「あけぼの」は今すぐ帰れ!
自衛隊は海外派兵を止めろ!
呉、佐世保からの派兵を止めろ
広島、長崎からの派兵を止めろ!
被爆地を海外派兵の拠点にするな!
・海外派兵を普通のことにするな!
・「おおすみ」のイラク派兵糾弾!
イラクへの自衛隊派兵をやめろ!
「おおすみ」型の派兵をするな!
戦車揚陸艦を派兵するな!
イラクへの戦費を出すな!
米英軍はイラクから撤退しろ!
・自衛隊の海外派兵絶対反対!
・自衛隊は参戦するな
・集団的自衛権の行使をするな!
・後方支援は、戦争の一部だ
・日本は戦争協力をするな!
・有事法制を廃案にしよう!
・国民投票法案の国会上程をやめろ!
・憲法九条を殺すな!
・憲法9条を活かそう!
・平和憲法を守ろう!
・軍転法を活かそう!
・基地のないヒロシマを作ろう!