149−3.20045月3日.憲法記念日リレートーク もうゆずれない!憲法九条(21)〜(30)

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フラワー・フェスティバルに関わらず、ごらんのように取材、カメラの放列です。

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「原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会」の木原省治さん。

日本には米仏につぐ52基の原発がある。最近、テロを警戒するとの名目で、情報が遮断されるようになった。「自主・民主・公開」の原則がふみにじられてしまった、と批判。これも「憲法に違反してイラク攻撃を支持した」ことも背景にあるとし、小泉内閣の姿勢を批判しました。

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 そのうえで、「総理は、憲法と平和は関係ない」と広島で発言したがとんでもない。憲法を守っていこう、と檄を飛ばしました。
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 広島県労働者学習協議会で労働問題を研究する二見伸吾さん。、
労働者の状況は、憲法違反ではないか、と指摘。

失業者は5%前後であり、しかも、その失業者にならない「無業者」、すなわち最初から職がない若者が多数居る、と指摘。

また、一方で、仕事がある人はある人で働き過ぎだと、矛盾を指摘しました。

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その上で、憲法12条の「不断の努力」を紹介。労働組合は過去のものではない。日本国憲法を力を合わせて守らせようと訴えました。

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 ピースリンク広島・呉岩国の湯浅一郎さん。今現在、自衛隊がイラク戦争に派遣されてしまった呉の住民としての立場から発言。

「おおすみ」と「さみだれ」が、2月に2日連続でそれぞれイラク戦争とアフガン戦争へ出てしまったことについて、「派兵国家へのハードルを越えてしまった。そのことを自覚して生きなければならない」と決意したと語りました。
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 イラク戦争では全土で戦闘が続き、大量破壊兵器もみつからず、占領も失敗している。そうしたなかで憲法はもちろん、イラク特措法にさえ違反して、派兵してしまったと批判。
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 また、人質事件でも日本政府は話をすりかえている、と批判し、「日本はあくまで対話による解決を目指すべきだ。九条を変えるのではなく、世界に広げていくべきだ」と檄を飛ばしました。
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核兵器廃絶をめざすヒロシマの会の森滝春子さん。(フラワーフェスティバルという)平和な祭りをいつまでもできるようにするためにも、九条を守っていかねばならない、今、正念場にたっている、と訴えました。

そして、「一回も戦争に兵士を送らずに済んでいるのも、平和憲法のおかげだ。世界の宝だ」としました。
そして、イラクでは、放射能で45億年もの半減期で汚染されてしまった。
こどもたちが殺されている。武力では問題は解決できない。そのことを、考え直さないといけない、と訴えました。


 

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 武力や暴力で問題を解決しようとすれば人権を踏みにじる事になる、とブッシュの「力による平和」政策を批判。世界が武力を否定するしかない。いまのままでは、核兵器で地球がなくなってしまうかもしれないとし、そうしたときだからこそ「あらゆる戦争、暴力を否定」することが必要だとしました。

そして「日本は、『普通の国』になろうとしているが、それはイラクの事態に足を突っ込む事を意味する。自衛隊も政府の犠牲にされる」とし、「運動の積み重ねで平和憲法を守ろう」と訴えました。