171.2004年11月13日.自衛隊のイラクからの撤退と派遣中止を求める緊急署名!呉駅前街宣(1)〜(6)

 (1)  

毎週午後2時から行われている、呉駅前の街宣風景をお届けします。街頭アピール、第一声は湯浅一郎さん。

下に湯浅さんからの報告を。

広島でも11日行われましたが(12日毎日新聞)、筆者が行けず写真が撮れなかったことをお詫びします。

 

 
 (2)  
 

街頭アピールと署名の前でなにやらお祈り?

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横断幕をピシッと張って湯浅さん、今日も訴える。

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平岡典道さんの前では、中学生たちが次々に署名を。.

 

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 1時間足らずで、55名の署名が集まりました。
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西岡由紀夫さんもアピールされました。

            

朝になり、予想されていたように今日、夜にも、仙台空港から東北方面隊の約200人が第4次イラク派兵の第一陣としてイラクに向かうことがわかりました。ファルージャ攻撃が続き、全土に非常事態宣言があがっている中に、まさに渦中に飛び込む形で、イラク派兵の交代要員が出て行くのです。何としても許せない。

 天気も良く、気持ちのいい行動でした。
  ちらしは、11/11に広島でまいたビラに、裏に署名用紙を印刷。署名への反応がよかったのは、戦争体験を持った年配の女性、中学生のグループなど。教育隊の自衛官が、結構、長く話してくれました。「九条は絶対に変えないで欲しい。九条があれば、とりあえず危険あ所には行かなくてすむ。ただ、この仕事を選んだ以上、命令されれば、それに従うしかないが」と言ったことを話してくれたとか。
 1時間足らずで、55名の署名が集まり、アメリカ大使館と首相官邸にFaxで送りました。
 このあと、11月中に2派に分かれて出て行き、12/14の期限切れに延長するまで、今後、12月半ばまで、週に1回のペースで街頭に立つことになりました。

毎週、土曜日の午後2時から。次回は、20日、午後2時です。
 さらに期間が延長と言うことになれば、海田が1月下旬にも出て行くという話もあり、文字通り、広島の問題になっていきます。百万人に先を越されそうですが、やや継続的な取り組みを考えましょう。 


(この日の署名用紙)

アメリカ合衆国大統領     J.ブッシュ様         

内閣総理大臣 小泉純一郎様


        米英軍のイラク攻撃の中止と 自衛隊のイラクからの撤退を求める緊急署名
          米英軍はファルージヤ総攻撃を直ちに中止し、イラクからの撤を!                         

ロケット弾のサマーワ基地への着弾や全土非常事態宣言を受け 自衛隊の第4次派兵を中止し、12月14日以降の派遣期間の延長をしないよう求めます

 イラク暫定政府は7日、北部クルド人自治区を除く全土に60日間の非常事態を宣言し、それをうけて、イラク駐留の米英軍は中部ファルージャで大規模な総攻撃を開始しました。すでに多くの民家や病院などが無差別に爆撃されています。この総攻撃は「イラクに民主主義を植え付けるためテロリストをやっつける」と称して行われます。大量虐殺と廃墟のあとに押しつけられる民主主義とはいったい何なのでしょう。武装勢力をテロよばわりして、全てを正当化する論理の嘘は、世界中の市民から見透かされています。これらの攻撃には、岩国からのヘリ部隊も含めて相当数の在日米軍からの派兵部隊が含まれているはずであり、日本に住む私たちも、この戦争の一端を支えているかと思うといてもたってもいられません。

 昨年3月にブッシュ大統領が、一方的に始めたイラク戦争は、国連憲章や国際法にてらして違法です。米英軍は、10万人以上を殺したと言う調査も出ていますが、主権が移譲された今もイラク戦争は続いているのです。暴力の連鎖はとどまるところがなく、ベトナム戦争以来という地上戦が始まっているのです。世界で最も強大な軍事力を持つ大国が、よってたかって力のない勢力を殲滅させるという恐ろしい光景が展開されようとしているのです。一刻も早く総攻撃を中止してください。

  一方、自衛隊が「宿営地」=基地を作っているサマーワも非常事態宣言が適用されており、10月に入ってから頻繁にロケット弾が打ち込まれるなど、現地は予断を許さない極めて危険な状態にあります。サマーワは「非戦闘地域」であるとの政府の説明は、もはや事実によって打ち砕かれています。このままいけば、自衛隊の部隊が交戦状態に入ってイラクの人びとを殺したり、自衛隊員が死傷したりすることは十分ありえることです。米英軍の総攻撃が始まる中で、自衛隊が多国籍軍の一員である限り、いくら人道復興支援と主張してみても、米軍の仲間と見られて、攻撃目標にされることは必至です。

1.米英軍はフアルージァ総攻撃を中止し、イラクから即刻撤退すること。

2.多国籍軍の一員としての自衛隊を一刻も早く撤退させること。

3.11月半ばの東北方面隊からの第四次イラク派兵をしないこと。
4.12月以降のイラク派兵の派遣期間を延長しないこと。


取り扱い団体:ピースリンク広島・呉・岩国
世話人:湯浅一郎、藤井純子、田村順玄 連絡先:呉市幸町3−1  Tel:0823-21-2414