272−3.2007年10月29日.米兵女性暴行事件、わたしたちは許さない!緊急抗議集会(21)〜(30)
   

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大川さんは10年前から岩国市に住み、「住民投票」以前から、「米兵の犯罪を許さない岩国市民の会」代表を努められ、多くの被害者の支援の取り組んでこられました。

 

 

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あるマスコミが被害者少女の実名をあさっている!広島県警もどうも女性の動揺を誘っている節がある。ここは何としても被害者を守りきらねばならないと。

 

 

 

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会場からの発言

 

 

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怒りの声でした。

 

 

 

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若い「かずきママ」さんからは

 

 

 

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「当たり前に安心」して暮らせる生活をと訴えられました

 

 

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「集会アピール」です(下に)

 

 

 

 

 

 

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読み上げるのは藤川俊雄さん

 

 

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閉会の挨拶は稲生慧さん

 

 

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厳しいけどみんなで頑張りましょう

 

 

 

   
            

わたしたちは許さない!緊急抗議集会 集会アピール

 私たちは、10月14日に広島市内で岩国基地所属の米海兵隊員4人が19歳の女性に対して暴力事件を起こしたことに強い憤りを覚え、ここに集まりました。これまでにも岩国市内においても岩国基地の米兵や軍属が多くの事件・事故を引き起こしてきましたし、女性に対する暴力事件も少なくはありません。けれども、多くの人たちが声をあげることもできずに、著しみ続けているのが現状です。

 そのような現状に対し、何故このような事件が繰り返ざれてしまうのかを問う事なく、十分な対応がとられて来なかった為に、再び今回のような事件が起こってしまったことに、悲しみと怒りを覚えています.
 被害者の受けた肉体的精神的苦痛は私たちには計り知る事ができません。そのような中にあって、今回被害届を出されたこの被害者の思いを私たちもしっかりと受け止め、孤立しないように支えたいと思います。

 日本国内で起こった事件であるにも関わらず、今も加害米兵の身柄は基地内で守られており、事件発生から2週間以上経った今も身柄の引き渡しが行われていません。このまま事件をうやむやにしようとする日本政府のありようを断じて許す事はできません。本来市民の安心や資金を守ってくれるはずの警察までもが、被害者を救済する為ではなく、加害米兵を擁護しようとしているのではないかと疑わざるをえません。このような広島県警の対応に強い怒りと不安を覚えます

 日本政府はアメリカ政府に対し、速やかに加害米兵の身柄の引き渡しを要請してください。そして、日本の法律に則ってって厳正な対応を行ってください。
 そして、このような事件を引き起こす米軍の体質を聞い直し、二度とこのような事件が起こらないように具体的な施策を講じてください。

 特に米軍再縮によって厚木から空母艦載機部隊が岩国に移駐されると、米兵の数が急増します。その上、愛宕山開発事業が国に売却され、米軍住宅が建てられると、愛宕山地域の住民が今回のような危険にさらされることとなり、すでに不安と恐怖を感じている住民は少なくはありません。
 このような事件を引き起こす米軍の体質を問い直すこともなく、二度と繰り返さない為の具体的な聴衆が何ら講じられないままに、不安を抱える住民に対して何の説明もないままに米軍再編が推し進められようとしていることに強い憤りを覚えます。

 今回の事件を通して、私たちは米軍が私たちの安心や安全を守ってくれるものではなく、私たちの安心や安全を脅かす存在であることを突きつけられています。
 そして、日本国内で起こった事件であるにも関わらず日本の法律で裁くことを阻んでいる「日米地位協定」を見直さなければ、加害米兵の責任もこのような事件を引き起こす米軍の責任も問う事ができないのです。そのような状況を私たちは変えていかなければなりません。

 藤田雄山県知郷は、被害者に寄り添い、加害米兵の積任を追及しなけれぼならない立場にありながら、まるで被害者に非があるかのような発言を行いました。この発言は明らかに二次被害であり、断じて許す事ができません。またマスコミ等もそのような発言を誘導するような報道を続けていることにも問題を感じます。女性に対する暴力の被害者はいつもこのような二次被害にさらされてしまうのです。 それは、まだまだ社会の中に女性に対する暴力に対しての無理解があり、私たちは本来問われなければならない加害者が擁護される状況を温存してしまっているのです。これまでこのような事件が起こっても、声をあげることができなかったのは、そのような状況を許してきた私たちの責任でもあるのです。裁かれなければならないのは加害者であって被害者ではないのです。

 被害者を孤立させないためにも、私たちは被害者に寄り添い、今回の出来事をうやむやにさせることなく、声をあげ続ける事をここに確認します。


わたしたちは許さない!緊急抗議集会 参加者一同