『再編の地らし』着々と!」
何がフレンドシップデーだ」 戦略爆撃機B52まで動員しかけて…
沖合移設が完成したら…生まれ変わる岩国基地
弾薬庫や格納庫も移転し、「新設」リフォーム!
2008年、岩国基地オープンデーにお越しの皆さん!私たちは「ピースリンク広島・呉・岩国」という平和を願う市民運動のメンバーです。岩国は今、政府の押し付ける「米軍再編計画」で大きく揺れています。厚木からの空母艦載機59機を押し付ける「アメとムチの政策」を岩国市民はまだ認めてはいません。
米軍は今日の岩国基地開放を「フレンドシップデー」と呼び、日米有効一色に振りまいていますが、この基地は殆ど全て私たちの税金で賄われているのです。
そんな岩国基地を、どうかこの目で確かめてください。
岩国市民が30年近く「悲願」と言い求めて来た、「沖合移設故事業」が来春は完成します。埋立で1・4倍に広がる基地を米軍はチャッカリ便乗、厚木からの艦載機や沖縄の空中給油機、海兵隊と海上自衛隊をそっくり再配置してその施投を全て新設し引っ越す計画です。
2400億円も掛けて用地を作り、新滑走路や殆ど全ての施設を新設します。思いやり予算は米兵の娯楽施設にも湯水の様に投入、今年はボーリング場も新設します。
今日の基地開放では、当初はグアムからあのベトナム戦争で枯れ葉剤や膨大な爆弾をまき散らした「戦略爆撃機B52」を呼び、来場者の頭上を威圧飛行する予定でした。しかし多くの市民や自治体が反対の声をあげ、急遽米軍は飛来を中止しました。当然の結果です。
岩国では「米軍再編計画」に好意的な市長が誕生し、もう「艦載機容認」に変わったと思ったら大間違い。市民はしっかり岩国基地の今以上の基地機能強化には反対し続けています。
今日は、関税法や酒税法にも違反反の疑いが濃い「ピザ」や「ステーキ」に惑わされず、国会では参議院で否決された「思いやり予算の使われ方をしっかりこの目で確かめて頂きたいと思います。そして、もうこれ以上岩国基地が拡大されることが無いよう皆さんの力で頑張り抜さましょう。
岩国基地には現在も、「FA18ホーネット」など60機余の航空機が飛んでいます。
ベトナム戦争では「北爆」という表現で毎日、「B−52」が枯れ葉割や爆弾を投下し続けました。
「ピースリンク広島・呉・岩国」&「リムピース 岩国」(08.5.5)