304.2008年12月12日新テロ特措法延長抗議、本通り街宣(1)〜(10)
   

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緊急の街宣にもかかわらず、助っ人・渡田正弘さん

 

12月13日の中国新聞31面に、平和運動センターの原爆ドーム前座り込みと共産党系の慰霊碑前の座り込みとセットでピースリンクの行動が紹介されてます。

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田中利幸さんも駆けつけてくれた

 

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受け取りは特別良くないが、読んでくれる市民がいるとうれしい

 

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少し遅れてマイク到着、新田秀樹さんからアピール。岡本珠代さんも応援に

 

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田中利幸さんから「俺は怒ってるんだ!」と麻生総理に苦言

 

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ピースサイクルのメンバーも応援に来た

 

 

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写真家・長谷川潤さんも取材に来た

 

 

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久野成章さんも早めに仕事を引き上げてビラ配り

 

 

 

 

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佐々木孝さんも応援、「第九条の会ヒロシマ」の皆さんありがとうございます

 

 

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最後は大月純子さんから閉めのアピール「自衛隊は直ちに帰って来い!」

 

 

   
            

内閣総理大臣 麻生太郎 様
防衛大臣   浜田靖一 様

外務大臣   中曽根弘文様                2008年12月12日

世論を無視した新テロ特措法延長の衆議院での再議決に抗議する!武力では何も解決しない。米国を中心とする有志連合への戦争協力は許さない!アフガニスタンの占領支援をやめろ!ヒロシマからの派兵を許さない!海上自衛隊はただちにインド洋から撤退を!

 本日12月12日、参議院本会議は海上自衛隊のインド洋での洋上給油活動を継続するための新テロ特措法(補給支援特措法)改正案を否決した。それにもかかわらず、衆議院本会議では政府与党の数の力を背景に、再議決・成立を図った。このことに対して私たちは強く抗議する。
いうまでもなく衆議院の圧倒的な与党の議席は3年以上も前の郵政解散選挙で得た議席であり、昨年7月に行われた参議院が現在の民意により近いことは明らかである。そのことにおいては、本日の再議決は民主主義をも否定する断じて許されない行為といっても過言ではない。しかも、麻生政権はその支持率を20%台まで落とし、すでに死にたいと化している。衆議院を直ちに解散して、国民の声を聞くべきである。
 そもそも、2001年のテロ特措法にもとづく海上自衛隊のインド洋・アラビア海での給油作戦は、米国ブッシュ政権が国連憲章にも国際法にも違反するアフガニスタンへの「対テロ」先制攻撃戦争を無条件に支持し、その後のイラク戦争への加担とイラク特措法につながり、米国の指揮の下で自衛隊が海外での実戦に参加する体制づくりを本格的に築き上げるための踏み台となった。海上自衛隊は米国をはじめとする多国籍軍に無償で石油を供給し続けた。イラク戦争開始にあたっては、「テロ特措法」にも違反してイラク攻撃に参加する米艦への補給をも行ったこともNPO法人ピースデポの米艦船の航海日誌の調査、野党の国会での追及でも明らかになっている。
 しかも、7年間におよぶアフガニスタン攻撃と占領支配も完全に泥沼状況に陥っている。イラクと同様にブッシュの戦争はアフガニスタンでも破綻したことは明らかである。41カ国に及んだ集団的自衛権行使を名目にした有志連合は21カ国にまで激減し、さらに、NATO軍の「武装勢力掃討作戦」は多くの一般市民を虐殺した上、生活基盤までも破壊し、反占領の意識が拡大、米国が押し立てたカルザイ政権は破綻し、タリバン勢力が影響力を拡大している。
 武力で平和を作りだすことはできないことはこのアフガニスタンの現状を見れば明らかである。一方でNGOのアフガニスタンでの住民支援活動は、NATO軍の作戦によってきわめて困難に陥っている。軍隊との協力を拒否しつつ住民への支援活動で大きな成果を上げてきたNGO・ペシャワール会の伊藤和也さんが誘拐・殺害されたことは、それを象徴する悲劇だった。現地代表中村哲医師の参考人質疑でもそのことは明らかにされた。すべての占領軍はアフガニスタンから撤退しなければならない。
また、現役の航空幕僚長の論文がホテルチェーン・アパグループの最優秀賞を取ったことが明らかになった。その内容は、政府の見解を逸脱し、隊員に対して指導すべきである立場である国家公務員でありながら断じて許されない。更迭し、定年退職で済まされる問題ではない。国会の参考人質疑でも反省するどころか、開き直り持論を展開するところまで至っている。これは、現在の自衛隊そのもの体質といっても過言ではなく、シビリアンコントロールの観点から言っても一度間違えれば軍部の暴走ということになりかねない重大な問題である。このことの追及なしに、再議決にまで踏み込んだことにも疑問を抱かずにはいられない。
日本政府は「洋上給油活動継続」を中止し、ヒロシマの呉から派兵されている補給艦とわだを含めすべての海上自衛隊をただちにインド洋から撤退すべきである。

入れるな核艦船!飛ばすな核攻撃機!ピースリンク広島・呉・岩国(28団体)

カトリック正義と平和広島協議会      共育・共生を進める広島連絡会 
呉教育労働者研究会            呉ピースサイクル  
呉YWCA79女たちから          8・5広島集会世話人会 
芸南火電阻止連絡協議会          原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会  
在日韓国青年同盟広島県本部        更紗の会 
市民運動交流センターふくやま    障害者サポートセンターTOGETHER広島
ストップ・ザ・戦争への道!ひろしま講座  全国水平運動研究会
第九条の会ヒロシマ            毒ガス島歴史研究所
トマホークの配備を許すな!呉市民の会    広島キリスト者平和の会 
広島平和と生活を結ぶ会          日本キリスト教団広島西分区牧師会  
日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山   広島YWCA 
ピースサイクル広島ネットワーク   日本キリスト教団西中国教区基地問題特別委員会
平和を考える市民の会・三次        米兵犯罪を許さない岩国市民の会  
わたしたちの性と生を語る会・広島     リムピース岩国     

(連絡先)
広島世話人:新田秀樹(ピースサイクル広島ネットワーク)
      広島市中区大手町4-3-10(広島YWCA気付) 090-3373-5083
呉 世話人:西岡由紀夫(トマホークの配備を許すな!呉市民の会)
      呉市幸町3-1(呉YWCA気付) 0823-21-2414
岩国世話人:田村順玄(リムピース岩国)
      岩国市牛野谷町3-75-19  0827-31-3383