キャンドル・メッセージ『FREE GAZA ころさないで』からのアピール
2009年1月16日の夕刻、広島の原爆ドーム前に私たちは集まりました。
それは『FREE GAZA ころさないで』という言葉をキャンドルで作り、貴方たちを含めた世界の人びとに発信するためです。
私たちは今、ガザ地区で起きていることに大変憂慮しています。
どうか一刻も早く2009年1月8日に採択された国連安保理決議1860にしたがって、「即時かつ持続的で十分に尊重される停戦」、人道援助のガザ全域への配分、検問所の持続的な再開を実行に移すようにしてください。
殺りくをやめ、ガザの人たちを救って下さい。
原爆による大量虐殺の歴史がある広島の原爆ドーム前に、今いる私たちは、ホロコーストの悲劇の歴史を背景に持つイスラエルが現在のような行為を行なっていることに深い哀しみを覚えています。
現在、イスラエルの大統領であるシモン・ペレス氏は1997年11月に広島の平和記念資料館を訪問した際、「私たちの心はヒロシマの犠牲者とともにあります」とメッセージを残されました。
もし、イスラエルの人たちの心が「ヒロシマの犠牲者とともに」あるのでしたら、ただちに非人道的な行為は停止して、ガザの封鎖を解除し、国際的なルールに従うことです。そうすることこそ、「ヒロシマの犠牲者とともに」ある道につながると私たちは信じます。
今、私たちが描いたキャンドル・メッセージと共にこのアピールをお届けします。
2009年1月16日
キャンドル・メッセージ『FREE GAZA ころさないで』参加者一同
広島の原爆ドーム前より