306.2009年2月27日、自衛隊のソマリア沖派兵反対、本通り街宣(1)〜(10) 
   

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午後6時、広島一の繁華街・本通り交差点で、ピースリンク広島の世話人、新田秀樹さんが第1声

 

 

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佐々木孝さん、さっそくビラまき

 

 

 

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平岡典道さんも次々に配布

 

 

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 弁士は呉地区の世話人、西岡由紀夫さんに交代

 

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 新田秀樹さん、今度はビラまき

 

 

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佐々木孝さん。

 

 

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平岡典道さん。

 

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西岡由紀夫さんは呉で海上自衛隊への抗議行動を先頭になって頑張っておられます。

 

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遅れて駆けつけた仲間も加わったところですが、時間となりました。

 

 

   
            
   

「海賊対策」にどうして自衛隊?  ソマリア沖派兵に異議あり!

 

政府はソマリア沖の「海賊対策」に海上自衛隊を派遣する方針を決めました。

これに伴い、ヒロシマの呉の護衛艦「さざなみ」「さみだれ」2隻の派遣されることになりました。

海賊対策は海上保安庁の任務です。その検討もなく、平和憲法を持ち、専守防衛を建前とする自衛隊が、日本から遠く離れたソマリア沖で作戦行動することは許されません。実際、海賊に対する警察業務は同乗する海上保安官があたることになります。

 

もともと、領海内での警備活動を想定した自衛隊法82条に基づく派遣は限界があり、今国会で「海賊対策新法」の成立させ、自衛隊をいつでも海外に出せる体制へと動きを加速しようとするとともに、武器使用の緩和で、武力行使に道を開こうとするものです。憲法9条を持つ国、国際平和都市ヒロシマの市民として強く抗議します。

 

今回の海上警備行動の派遣で船を護衛し、また必要ならば停船させ臨検を行うという。武力行使など実力行使も十分想定されます。こうした危険な作戦行動のため、江田島にある特別警備隊も同乗することになっている。自衛隊員の命にかかわる重大な問題です。

そもそも、ソマリアの海賊問題は、1991年の内戦以降、米国を中心とした軍事行動によって無政府状態がつづき、漁民の困窮や大国の海洋支配への反発が根本原因であり、この問題の解決なくして「海賊問題」の解決はありえません。

 

しかも、海賊被害はアデン湾の北側イエメン沿岸に集中しており、米海軍もその海域を集中的にパトロールをしています。イエメンの沿岸警備隊は「海上自衛隊への支援の高い効果は期待できず、むしろわれわれの警備活動強化への支援がほしい」として、部隊の基地となる港湾の新設、高速警備艇の導入、海上保安庁による技術指導などを日本政府に要請しています。

 

マラッカ海峡では、海上保安庁を中心に日本が関与した国際協力が大きな役割を果たし、海賊発生件数は大幅な減少傾向にあります。ソマリアでも、今年1月、アデン湾の奥にあるジプチにおいて「ソマリア周辺海域海賊対策地域会合」が開催され、国際協力が動き出している。狭く、浅く、島や岩礁の多いために船舶の低速航行を強いられるマラッカ海峡に比較し、広く見通しのよいアデン湾の方が海賊の取り締まりには都合がよく、イエメンやオマーンなどの沿岸警備体制の強化を国際協力の下で推進していけば、海賊被害を減少させることができるのではないか。

 

麻生内閣は「まず自衛隊の派兵ありき」の姿勢に徹しており、強く抗議する。武力では平和はつくれない。軍艦の派遣ではなく平和的な民生支援及び海上保安庁の支援による周辺諸国と共同の海賊対策を求める。

 

入れるな核艦船!飛ばすな核攻撃機!ピースリンク広島・呉・岩国(28団体)