315−1.2009年4月22日、上関原発建設反対、山口県庁前集会(1)〜(10)
   

(1)

 
   

「上関原発建設絶対反対!白紙撤回を!」、「知事意見」の徹底した履行を求める山口県庁前集会が午前10時より行われました。

司会は大久保弘史さん。

(下に要請書)

4月23日付け中国新聞ホームページに出ています。

4月23日付け山口新聞ホームページにも出ています。

4月23日付け毎日新聞ホームページにも出ています。

 (2)  
   主催者を代表してまず「原水爆禁止山口県民会議」の岡本博之議長が挨拶。2001年4月23日付けで山口県知事が経済産業省資源エネルギー庁長官に提出した21項目の意見書を守らせることを通じて上関原発建設を阻止する決意を披露。

(3)

 
   

「原発に反対する上関町民の会」を代表して山戸貞夫さん、あらゆる方策を尽くして原発建設を阻止すると決意表明

 

 (4)  
   
 (5)  
   「原発はいらん!山口ネットワーク」を代表して武重登美子さん

(6)

 
   

「長島の自然を守る会」を代表して高島美登里さん

 

 

(7)

 
   

80名の祝島島民をはじめ280名の結集ということです。

 

 

(8) 

 
   社民党の佐々木明美県議から檄
 (9)  
   12名の交渉団(岩木基展、村田喜代子、戸貞夫、清水敏保、武重登美子、三浦翠、小中進、高島美登里、森田、岡本博之、佐々木明美外1名)の紹介がありました。
 (10)  
   県商工労働部での折衝に赴く交渉団
   
            

2009年4月22日

  山口県知事 二 井 関 成 様

原発に反対する上関町民の会
            代表  岩木基展
          代表 村田喜代子

原発いらん!山口ネットワーク
          代表  武重登美子

長島の自然を守る会
         代表 高島美登里

原水爆禁止山口県民会議
         議長 岡本博之


 
「知事意見」の徹底した履行を求める要請書

 平素より、県政発展と県民の安全や福祉向上のためにご尽力されていることに対し、こ ころより敬意を表します。

 さて、「上関原発建設計画」について、中国電力は原子炉設置許可左申請しようとしているばかりか建設予定地の造成工事に着手しようとしています。
 貴職においては、2001年に本計画が国の電源開発基本計画に組み入れられる際の「知事意見」において6分野21項目の要請を国に行い、要請が担保されない揚合には県としての権限・事務・協力等を留保するとされました。しかしながら、それから8年、「知事意見」は国に無視されたままであり、中国電力が解消すべき問題も未解決のまま現在を迎えています。にもかかわらず、昨年には「埋め立て免許」をはじめとして保安林関係の許可も行うなど、「知事意見」を自ら軽視した判断がされ続けてきています。

 わたしたちは、「上関原発計画の中止」を訴え続けてきています。このまま多くの問題が解決されることなく本計画が強引に推し進められることになれば、地元・近隣住民はもとより広く県民・国民の国・県・事業者に対する不安や不信感は深まるばかりであり、建設予定地での工事着手以降大混乱も懸念されます。

 貴職には、「知事意見」の徹底した履行を果たす義務があり、そのことを求めて下記のとおり要請します。
なお、5月8日(金)までに、山口県民とりわけ地元住民の納得のできる回答を文書でお願いいたします。

1.「知事意見」に対する国の回答・対応状況を明らかにするとともに,6分野21項目に対する現時点での山口県としての評価を明らかにすること。

2.「知事意見」が満足されない事項に対する今後の対応を明らかにするとともに、満足されるまでの間について「原子炉設置許可申請」を国が受理しないよぅ求めること。

3.専門家の起用も含めた万全の体制を確立し、知事意見の徹底した履行にあたること。