艦載機移転で、基地施設は「機能強化」続々と!
海兵隊と海軍、統合し新司令部ビルを建設
2009年、岩国基地フレンドシップデーにお越しの皆きん!私たちは「ピースリンク広島・呉・岩国」という平和を願う市民運動のメンバーです。これから入場きれる岩図基地について、少しだけ私たちの訴えに耳をお貸し下さい。
2年前、政府は岩国基地を極東一の規模にまで拡大強化する「再編計画」を閣議決定しました。以来今日まで、艦載機移転問題や愛宕山への米軍住宅計画などで岩国は揺れつづけています。今日はぜひ、その震源地・基地内をこの目で確かめて下きい。きっと、何かおかしいという実感か湧いてくると思います。
7年後には最新鋭のステルス戦闘機も配備?
横須賀常駐の原子力空母「ジョージ・ワシントン」かまもなく出航します。このため厚木では連日激しい爆音にきらされています。硫黄島の着艦訓練で往復する艦載機の爆音です.もし硫黄島の天候が朋れたら、その訓練は岩国で実施される予定でした。海兵隊に加えこの上59機の米軍機が来るなど、到底容認出来る話では有りません。その空母艦載機は着艦訓練のため、今回は展示飛行も行わないそうです。
さて、市民の「悲願」と言って40年かかり、やっと完成が近づいた「沖合移設事業」ですが、広くなった基地内では再編計画を先取りし新たな施設か続々建設きれています。先月、田村岩国市議はこの基地の中に米軍のドル予算で大幅な基地機能の強化を狙う施設が計画きれていることを暴露しました。空母艦載機を擁す海軍と、岩国基地海兵隊の統合司令部ビルの建設です。海軍と海兵隊の「合体」、それは岩国基地の役割がまた重たくなる事を証明しています。
さらに最近、最新鋭のステルス戦闘機F35を16機、2016年10月以降岩国基地に配備すると言う報道もありました。
しかし岩国では3月23日476人という原告が立ち上がり爆音裁判を提訴しました。市民は勿論、全国からのエールも頂き11万筆の愛宕山米軍住宅反対署名も集まりました。市民の新たな意識の芽が立派に根付き、行動として現れてきたのです。
私たちはもう黙ってはいません。岩国基地が今以上機能強化されることのないよう、頑張りたいと思います。どうか皆さんも基地の実態をこの目で 確かめ、何かをつかみとって頂ければ幸いです。
「ピースリンク広島・呉・岩国」&「リムピース岩国」(09.5.5)