321−3.2009年9月12日、住民投票の成果を活かす岩国市民の会3周年シンポ(21)〜(25)
   
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(23)

 
 

会場からの問題提起(参加者約100名)。廿日市市在住の国田譲さん。

 

 

 

(24)

 
 

これからの行動提起(下に)のあと、

 

 

 

(25)

 
   

今井千代美さんから「集会アピール」(下に)の読み上げがあり、集会は終了(あいさつあり)しました。

 

 

 

 

 

   
              

<活動方針> 

☆米軍再編、米軍住宅化の有り様を問う岩国基地4訴訟を支援する。原告ではない岩国市民に対しても、この4つの裁判の意味を広報する。

☆新しい政権及び、岩国市、山口県に対して艦載機部隊の移転案の白紙撤回を求める行動を行う。

☆全国に対して、岩国基地4訴総を含め、今の岩国市民の取組についての情報発信を行う。

☆岩国市内の目標を同じくする市民運動との連携を深める。

☆全国の米軍再塙に抗する市民運動との連携を更に深める。 


住民投票の成果を活かす岩国市民の会3周年
 記念シンポジウム 集会アピール

 2006年3月、私たちは「艦載機部隊の岩国基地への移駐案の是非を問う岩国住民投票」において、圧倒的多数の反対票を投じました。その住民投票に表された民意を活かすために、2006年5月、小田実さんを講師にお迎えし、「住民投票の成果を活かす岩国市民の会」を発足しました。2007年には松元ヒロさん、2008年には辛淑玉さんをお迎えし、今日まで私たちにできる限りのことを行い、艦載機部隊の移転に反対の声をあげてきました。そして、今年は、2年前にテロ特措法に基づくインド洋での自衛隊の洋上給油が2003年3月20日のイラク攻撃に転用されてきたことやその燃料の量をごまかして報告したことを曝露した市民団体「ピースデポ」代表の湯浅一郎さんをおむかえし、3周年の記念シンポジウムを行うことができました。
 昨年2月から米軍再編の有り様を問う4つの裁判があいついで提訴されたことにも表されています.厚木、横田、小松、嘉手納、普天間などで30年以上前から、爆音訴訟が提起されている中で、岩国では一度も裁判が行われてきませんでした。その中で、最初の爆音訴訟であるにもかかわらず、476人もの原告が集まったことは、沖合移設事業が「騒音と墜落の軽減」のために行われてきたはずなのに、完成間近になって艦載機受け入れの受け皿とされようとしていることに対して、「だまされた」という思いから原告に加われた人も少なくはありません。また、愛宕山を米軍住宅にしないために7月31日に「愛宕山訴訟」が提訴されました。              
 これらの裁判は原告だけの問題ではなく、住民投票で表した岩国市民の思いを代表して表してくれているものです。ですから、原告だけの戦いにするのではなく、岩国市民全体でこの裁判を支援していきたいと思います。
 アメリカではオバマ政権が、そして、日本でも新たな政権が喪生しようとしています。政権が交替したことをきっかけに今までの政治の有り様を問うことができます。今こそ、私たち市民の手で艦載機の移転をストップさせる時です。
 今こそ、岩国市内の目標を同じくする市民運動及び全国の米軍再編に抗する市民運動との連携を更に深め、共に、一歩でも前に前進していきましょう。


2009年9月12日
      住民投票の成果を活かす岩国市民の会3周年記念シンポジウム
                               参加者一同