366−1.2010年10月11日、ピースリンク、アフガン戦争反対呉海上行動(1)〜(10)
   

(1)

 
   

恒例のアフガン攻撃の日に合わせた平和船団による海上デモ

 
 (2)  
   呉での海上デモは上関行動が続き1年半ぶりになった

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この日は呉初登場の「ピースリンクU」号、シンボルの旗を持って5隻のゴムボートが参加した

 

(4)

 
   

いつもよりは少ないが、護衛艦が通称「Eバース」に停泊している

 

 

(5

 
   

昨年3月14日、ソマリア沖に派遣された護衛艦「さざなみ」(113)

 

 

(6)

 
   

Eバース付近で「自衛隊の海外派兵を許さない」と訴える。後ろには舞鶴所属?の護衛艦「あぶしま」(229)、呉所属の護衛艦「「せとゆき」(131)、「あけぼの」(108)

 

(7)

 
   

多くの方からのカンパでリニューアルした「ピースリンクU」号

 

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「Sバース」(潜水艦桟橋)に戻る。今日は潜水艦の姿が少ない。どこへ?

 

 

(9

 
   

場所を変え、呉地方総監部正門前で「要請行動」。珍しく制服組の広報係長が対応。後ろはいつもの背広組の担当者

 
 

 

(10)

 
  次のソマリア沖派遣は呉からとうわさされているが「何も決まってない」と回答。右は西岡由紀夫さん。 
   
              
 
 
皆さま
ピースリンク呉世話人 西岡由紀夫です。
 
 アフガニスタンでは、ブッシュ政権によって2001年10月に開始された侵略戦争が、オバマ政権交代後も今なお継続し、その戦いは泥沼化しています。
ピースリンクでは、その当初から戦争に反対し、呉からの給油活動も第9条にかかわり戦争に加担することになると反対してきました。
 
例年継続し、昨年は急遽上関の活動に参加したため行なっていませんが、今年次のとおり計画しました。
エンジン付きのボートを更新しています。ふるってご参加ください。
 
10月11日(月、体育の日)、潜水艦桟橋前
 9時     呉YWCA集合
 9時30分  現地集合
10時〜11時 海上デモ、平和アピール
11時30分  地方総監部 申し入れ
 
ボート洗い・昼食・休憩
 
なお、全国各地で行われるの10月「ピースウィーク2010」に協賛して、「辺野古新基地建設の是非を問うシール投票」を以下の予定で同じ日に行います。
 
10月11日(月・休)
15時〜17時 街宣しながら全国シール投票
本通電停ナビアまえ
 
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《国際共同行動》   PEACE WEEK 2010  「10月ピースウィーク2010」
米国等によるアフガン攻撃開始から9年目になる今年10月、米国のUNITEDfor PEACE andJUSTICE(UFPJ)などの平和運動ネットワークが今年10月に国際共同行動を起こすことを呼びかけています。

日本に於いても米国の市民の呼びかけに応える国際共同行動の一環(ドイツ、フランス、ギリシャ、ベルギー、チェコ、英国、ポルトガル、スウェーデン、アイルランド、そして米国など)として、沖縄に連帯して、10月9日(土)〜17日(日)を「ピースウィーク」として設定し、全国の市民団体が相互に連携しながら、この期間に沖縄の普天間基地撤去の運動に呼応するさまざまのアクション(たとえば、集会、パレード、街頭アピール、シール投票、講演会等々)を起こしています。

ピースウィークサイト→ http://www.peaceweek.jp/

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20101011日 

 

内閣総理大臣 菅直人 

防衛大臣 北澤俊美 様

外務大臣 前原誠司 様

海上自衛隊呉地方総監 泉三省 様

 

           要 請 書

 

アフガン戦争の支援につながる新たな補給法及び

海外派遣恒久法の制定をしないでください!

 

  わたしたちは、ヒロシマの軍事拠点化を問い、自衛隊の海外派兵に反対し、国際平和都市ヒロシマの真の姿を追求し、20年にわたって活動を続けている平和市民団体ピースリンク広島・呉・岩国です。

2001年10月7日、前ブッシュ政権が始めた国際法違反のアフガン戦争・占領は、オバマ現政権においても今なおつづき、戦火はいっこうに収まらないばかりか、激しくすらなっています。ブッシュ大統領が「対テロ」を口実とした戦争の根拠はすでに破綻しているのはあきらかなはずなのに、戦況は泥沼化しています。その中で、子どもを含め多くの一般の人々が犠牲になっているのです。

そもそも、9.11の同時テロに対抗して、武力行使をしていいという国連決議はありません。アフガン戦争は、せいぜいアメリカの自衛戦争であり、イギリスなどの有志連合は、集団的自衛権の行使として、「不朽の自由作戦」に参加してきたのです。憲法に照らして、日本は、この戦争に関与することはできないはずです。

ところが、日本は、この誤った米国の戦争に軍事的に関与する道を選んできました。それを推進した法律が、憲法違反の「テロ対策特措法」と「新テロ特措法(補給支援特措法)」です。海上自衛隊は前者に基づき、2001119日〜071111日までの6年間及び、後者により08124日〜10115日までの2年間、併せて8年間、延べ73隻の艦船を派遣し、インド洋で米軍中心の軍事作戦を後方から支えてきました。多国籍艦船に無償で燃料等を補給している活動は、旧法で79449万キロリットル、さらに新法で14527千万キロリットル、合計517千キロリットル、無償給油活動の経費は計約715億円にもなりました。とりわけ、派遣されている海上自衛隊の主力は、被爆県広島の呉基地と被爆県長崎の佐世保基地です。呉基地の補給艦「とわだ」は実に7回(派遣日数1130)も派遣されました。米国の始めた戦争に被爆県の基地が加担している現実を黙認することはできません。

しかし、その活動実態は市民は言うまでもなく、国会ですら全く知らされていません。情報公開法に基づいて補給艦の航泊日誌の公開を請求しても全面不開示であり、シビリアン・コントロールの観点からも重大な問題です。

07年秋、米補給艦への補給を通じて間接的にイラク戦争を任務とした艦船に使用されていた事実が、NPO法人ピースデポによる米艦船の航海日誌の詳細な分析から明らかになりました。これに対して、政府は、「補給先の外国艦船のその後について知る立場にない」と知る権利を放棄し、居直っています。日本政府として、法律が厳格に運用されているかどうかわからないと言っているわけです。これは無責任というだけでなく、法治国家としての立場を放棄するものでもあり、犯罪的ですらあります。

一方、2009314日、当時の麻生首相が出席して、物々しい警戒態勢の中、「海賊対策」と称して、自衛隊法82条に基づく「海上警備行動」として、ここ呉から「さみだれ」「さざなみ」が出港しました。既に6次にわたり、12隻の艦船が派遣されており、今後、終結の見通しもないまま、半ば永遠に継続されかねない様相を呈しています。そして、活動地域の限定も時限も設定されていない「海賊対処法」が同年7月に成立して、自衛隊の派遣は継続しています。これは、問題限定ではありますが、事実上の自衛隊の海外派兵恒久法の一部としての機能を果たしている憲法違反の法律です。

 アフガンやイラクでの、この間の事態は武力による「対テロ戦争」という主張が破綻し、「武力で平和はつくれない」ことをはっきりと示しているのです。私たちは、日本が米軍に追従し、「日米同盟」のためと称して、テロ特措法および新テロ特措法の総括もしないままで、ソマリア沖の「海賊対策」の派遣と、さらに再び給油活動等をおこそうとする動きに怒りと不安を覚えます。今こそ、政府はソマリア沖の自衛隊を撤退させ、武力によらない平和の道をさぐらなければなりません。そこで以下、要請します。 

 

1)アフガンの戦争支援につながる新たな補給法等を制定しないこと。

 2)これまでテロ特措法・補給支援特措法にもとづいてインド洋に派遣された自衛艦の行動をすべて公開すること。さらに自衛艦から燃料を補給された米軍などの外国艦船が、その後、どのような作戦行動をとってきたかを明らかにすること。

3)アフガン・イラク戦争の後方支援を行ってきた自衛隊の関与の妥当性を総括すること。

4)ソマリア沖の自衛隊艦船を早急に撤収すること。

5)海外での作戦行動を本務とする自衛隊の海外派遣恒久化法案を上程しないこと。

入れるな核艦船!飛ばすな核攻撃機!ピースリンク広島・呉・岩国(28団体)

カトリック正義と平和広島協議会      共育・共生を進める広島連絡会 

呉教育労働者研究会            呉ピースサイクル  

呉YWCA79女たちから          8・6広島集会世話人会 

芸南火電阻止連絡協議会          原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会  

在日韓国青年同盟広島県本部        更紗の会 

市民運動交流センターふくやま       障害者サポートセンターTOGETHER広島

ストップ・ザ・戦争への道!ひろしま講座  全国水平運動研究会

第九条の会ヒロシマ            毒ガス島歴史研究所

トマホークの配備を許すな! 呉市 民の会    広島キリスト者平和の会 

広島平和と生活を結ぶ会          日本キリスト教団広島西分区牧師会  

日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山   広島YWCA 

ピースサイクル広島ネットワーク      日本キリスト教団西中国教区基地問題特別委員会

平和を考える市民の会・三次        米兵犯罪を許さない 岩国市 民の会  

わたしたちの性と生を語る会・広島     リムピース岩国     

 

(連絡先)呉世話人:西岡由紀夫(トマホークの配備を許すな! 呉市 民の会)

              呉市幸町3-1 (呉YWCA気付) 0823-21-2414

広島世話人:新田秀樹(ピースサイクル広島ネットワーク)

         広島市中区大手町4-3-10 (広島YWCA気付) 090-3373-5083

     岩国世話人:田村順玄(リムピース岩国)

              岩国市牛野谷町3-75-19   0827-31-3383

 

<アピール>

 海上自衛隊呉基地周辺の自衛隊員の皆さん、わたしたちは、ピースリンク広島・呉・岩国の平和船団です。

 2001年10月7日、米国政府は、9.11事件が、アルカイーダによるテロと決め付け、それを擁護したアフガニスタンのタリバン政権をたおすためと称して、一方的にアフガン戦争を開始しました。あれから9年になります。これは、あたかも、国際社会全体の支持の元に行われているような装いを凝らしていますが、実際は、せいぜい、アメリカによる自衛戦争であり、イギリスなど有志連合は集団的自衛権の行使として、参加しているだけのものです。憲法9条を持つ日本は、本来かかわれるものではありません。

 ところが、1ヶ月もたたないうちに特別の法律を作ることで、11月には、海上自衛隊を派遣し、米軍などへの燃料補給をはじめてしまったのです。その重要な一端を担ったのが呉であることは、ご存知の通りです。

 テロ特措法、さらに補給支援特措法によって派遣された自衛隊の艦船は、延べ73隻におよび、その約24%を呉が占めています。それは、長崎県とともに二つの被爆県が中心を担うということを示しています。

(うち呉は18隻、佐世保は27隻、横須賀は17隻、舞鶴10 大湊1)

 自衛隊員の皆さん、海外派遣を本務にすることを望んでいますか? それは話が違うと思っている人のほうが多いのではないでしょうか? 今もソマリア沖に自衛隊の艦船が」展開していますが、こういう流れは、やめてほしいということを、何らかの方法で表明してほしいと思います。

 

 

<シュプレヒコール>

  ソマリア沖自衛隊艦船派遣反対! 

   海外派遣恒久法をつくるな!

 

   自衛隊はソマリア沖に行くな!  

    呉からソマリア沖に行くな!   

自衛艦はソマリア沖から帰れ!  

 

    燃料補給も戦争の一部だ!   

米国の戦争に加担するな!

 

   

自衛隊の海外派兵反対!

    憲法九条を変えるな!  

憲法九条をいかそう!

    平和憲法を活かそう!   

軍転法を活かそう!

    呉を戦争を担う街にするな!  

平和産業都市「呉」をつくろう!