438−2.2012年4月26日、広島県への伊方原発再稼働反対表明要請行動(11)〜(20)
   
 (11)    
   

用意した資料1、2、3にもとづき説明される高木恭代代表。

(下に、高木恭代代表からの報告)

  (12)広瀬隆さんの「原子炉時限爆弾」を是非読んでほしい、と    
   
 (13)県の岩田昌文さんに手渡しされる方。    
   
 (14)原子力安全協定のことで質問される佐々木孝さん。   
   
 (15)石井晶子さん。  
   
 (16)参加された皆さんが意見や要望を言われました。    
   
 (17)  
   
 (18)約1時間で要請の話し合いは終了しました。    
   
 (19)   
   県政記者室に移動、藤田祐幸氏作成の伊方原発付近のセシウム137降下推定図を示しながら説明する高木さん。
 (20)  
  会員数を聞かれました。高木さんからは 「増え続けています。ちゃんと把握していないのですが50人を超えたのでは」と答えられていました。 
   
              
   

(高木恭代代表からの報告)

要請文を読み上げ(網本さん)、手渡しのあと、先ず添付した資料の説明をしました。

 資料1.福島原発によるセシウム汚染地図を加工して、伊方原発からセシウムが放出された場合の汚染予想を示した藤田祐幸先生作成の地図。 (なお、県に渡したものには、出典の説明を付け加えています。)。

 資料2.日本の原発の2005年〜2010年の放出放射線量 (原子力安全基盤機構が出しているものです。伊方原発の放出線量が高いのが目を引きます)。)

      http://www.jnes.go.jp/kouhou/unkan/index.html

 資料3.アーネスト・スターングラス博士の「放射線と健康」

      http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/index.html

  冷戦下の大気中核実験、チェルノブイリ原発事故などの世界的な放射能汚染と世界各地の様々な病気の発症率、死亡率が連動する様子が如実に分かる貴重な記事です。

 資料の説明により「日本は偏西風地帯にあり伊方原発は瀬戸内海の西端にあるため、事故が起これば日本のほぼ全域が強く汚染されること」「原発は平時にも大量の放射性物質を出すこと」 「低線量被曝は人の健康に有害であること」を強調しました。 (南海トラフ巨大地震の震源域の地図も用意すれば良かった!)

 そのあと、こちらから

 4月11日から始まった「島根原発についての広島県と中電との情報連携」の担当課が 危機管理課であるのに、今日の対応が商工労働総務課であることについて質問しましたところ、 「この要請を担当する部署は危機管理課になるが、要請の趣旨が把握できないまま、 私たちのところが受けてしまった」というような意味の答えでした。

 しかし、知事にはもちろん、危機管理課にもしっかり伝えるとのことでした。

 こちらとしては、危機管理課にも説明したい旨を申しましたが、3時からの記者会見も迫り 続いて危機管理課に行くことは出来ませんでした(せめてアポを取りたかった)。

 5月11日までに「満額回答」が来なければ、次はもちろん危機管理課に行くことになりますが、 それまでに行くというのは、連休もありますし、さてどうしたものでしょうか。

 そのあとは参加者それぞれから、意見や要望を発言していただきました。