「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県西部住民の会」
「オスプレイ強行搬入 怒りの緊急集会」への連帯のメッセージ
「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県西部住民の会」の皆様の取り組みに心から敬意を表し、連帯のメッセージを送ります。
先日7月23日早朝、私たち岩国市民や沖縄県民は元より、広島はじめ全国の人々が強く反対する中、米政府はオスプレイの岩国陸揚げを強行敦しました。こんな暴挙を私たちは絶対に許すわけにはいきません。
今回のオスプレイ配備は沖縄や岩国だけの問題ではありません。配備後は全国各地で低空飛行訓練が行われることも明らかになってきました。
日本政府は「日米安保条約があるので認めざるを得ない」と云いますが、沖縄県民や岩国市民、全国民を危険にさらしておいて「なにが安全保障か!」と言いたくなります。
日米両政府は「安全性が確認されるまでオスプレイは飛ばさない」と言っていますが、欠陥機であるオスプレイの安全性など確認されるはずがありません。私たちの闘いはこれからです。絶対にオスプレイを飛ばさせない。スクラップにしてアメリカに送り返してやろうではありませんか。
愛宕山を絶対に米軍住宅にさせない。艦載機も来させない。世界一危険なオスプレイなど絶対に飛ばさせない。今こそ私達が声を合わせて無謀な押しつけを撤回させたいと思っています。今後共よろしくお願いたします。共に頑張りましょう。
2012年7月28日
「住民投票の成果を活かす岩国市民の会」 代表 大川 清
追伸
「オスプレイ陸揚げ・配備阻止!岩国現地大行動」への多額のカンパ(賛同金)を感謝いたします。オスプレイの配備が撤回されるまで取り組んでいきます。今後共によろしくお顔いいたします。
「オスプレイ陸揚げ・配備阻止!岩国現地大行動」実行委員会
7・22オスプレイ搬入阻止闘争を闘った岩国市民、広島西部住民の会皆さんへ!
欠陥機オスプレイを日本の上空に飛ばさない闘いを全国でつくろう!
日米両政府は岩国市民の反対の声を無視し、米海兵隊岩国基地に厚木基地から米艦載機移駐を目論み、日本政府は米軍兵士住宅建設に向け、愛宕山の造成地を山口県及び岩国市から購入した。
そのうえ、岩国市民の怒りの声を無視し、棺桶製造機と揶揄される欠陥機MV22オスプレイを強行陸揚げした。岩国基地はブラウン・ルートなど低空飛行訓練実施する中継基地として重要視されているのである。今でも米戦闘機の低空飛行訓練によって被害を受けている住民の頭上を欠陥機オスプレイが飛ぶのである。日米両政府がオスプレイの事故原因をパイロットの操縦ミスになすりつけて安全性をいくら強調しても、事故は確実に起きており、人口密集地の上空を飛ぶ日本では人命の危険が増すだけである。
米国の飛行訓練は海上や広大な基地の中で行われており、米国市民への安全性は確保されているのだ。しかも、2014年配備予定のハワイ州カネオへベイ海兵隊基地の環境影響評価(アセス)準備書では基地内の学校区域における騒音を午前8時〜午後3時までの間は45デシベル(静かな事務所内)とするよう勧告している。しかも、フクロウコウモリの営巣地を避ける飛行訓練まで指示している。なんと二重基準を平然と行う「民主」国家なのであろうか。
野田首相は「配備自体は米政府の方針で、どうしろ、こうしろという話ではない」と発言したが、国民の「生命と安全」が危険に晒されていることを省みず、マニュフェスト破りのぶざまな傀儡政権=被植民地国家の首相答弁である。
沖縄では8月5日に大規模な県民大会を開催する。この県民大会は与野党、経済団体、労働組合、様々な市民運動、医療・福祉団体などオール沖縄の怒りの集会となる。我々は岩国基地からのMV22オスプレイ移駐を断固阻止する。
県民は普天間基地の機能マヒさせるため様々な闘いをつくり上げるであろう。
普天間基地へのオスプレイ配備を阻止することが、高江のヘリパット建設を断念させることができるし、オスプレイ基地である辺野古新基地建設計画を阻止へと繋がり、普天間基地の改修・固定化を止め、閉鎖を勝ち取れるのである。
欠陥機オスプレイを日本の上空(全国7ルート)に飛ばさない闘いを全国の仲間と連帯してつくりあげよう!オスプレイは米国へ持ち帰らせよう!
国策である日米安保条約が国民の犠牲の上に成立するのであれば、日米安保を廃棄させよう!「安全神話」に騙された原子力政策を止揚させる開いと連結しよう!勝利は我々の手にある。共に闘おう!
2012年7月28日(土)
安次富 浩(ヘリ基地反協共同代表)
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