463−1.2012年8月21日、第73回愛宕山座り込み「開発跡地見守りのつどい」(1)〜(10)
   
 (1)午前10時    
 

この「見守りのつどい」も3年目に入ったことを皆さんとともに喜びたいと岡村寛代表があいさつ。アメリカがモロッコでのオスプレイの事故についてパイロットの人為的ミス、人間の技術の問題とする報告書を発表した。岩国市長や県知事でも飲めないようでは無い筈。

米オスプレイの最終報告書については2012年8月16日中国新聞ホームページに出ています。

 しかし、岩国錦帯橋空港の12月13日の開港がからんでいる中では、私たち住民運動が行政を見張っていかないといつころぶか判らない。この10日には岩国市長に対して、オスプレイ配備の本気で反対するなら、具体的行動をおこすよう要請を行った。7月23日のオスプレイ陸揚げ・配備阻止実行委員会と同じ3団体、「住民投票の成果を活(い)かす岩国市民の会」(大川清代表)▽「愛宕山を守る会」(岡村寛世話人代表)▽「岩国爆音訴訟の会」(津田利明共同代表)が連名で、福田良彦市長宛てに提出したと説明されました。

2012年8月11日付け毎日新聞ホームページにこの市長への申し出について出ています。

(2)この日の参加者は約50名。

 
 

(下に8月19日付け田村順玄さん発行の「おはよう愛宕山」の記事とともに要請文を掲載)

 9月9日の沖縄県民集会にも触れられました。

(3)

 
 京都の立命館大学から来られている池尾靖志さんが挨拶されました。社会システム研究所きゃきイン研究員、社会システム研究所、客員研究員、産業社会学部、非常勤講師と名刺にありました。
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 (6)マスコミの方も結構おられました。    
 
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岩国平和委員会の吉岡光則さんから、もう基地の苦しみは…ごめんです!米空母艦載機移駐NO!「欠陥機」オスレイの配備NO!愛宕山への米軍住宅建設NO!というパンフレットを作ったと紹介。

 

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 この女性は、岩国市教育委員会がこの4月1日に発行している「わたしたちの岩国」というに米軍岩国基地にはほんの少ししか触れていないことの問題性があるが、結構岩国市の歴史の勉強になる、

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 ほかにも新聞切抜きなど、色々な役に立つ資料を紹介されました。

(10)

 
 いつもみなさんのお世話されている天野一博さんから細かな事務連絡。
 

           

 
 

2012年8月19日付け「おはよう愛宕山」第424号より

 市長さん

オスプレイ配備反対なら  具体的取組み実行して!

 岩国基地にMV22オスプレイが陸揚げされ、4週間経った。テレビや新聞から岩国基地のオスプレイの話が消え、もう沖縄に飛んでいったのかと東京から電話が入った。政府はこんな状況を読んだように、形式的な調査団をアメリカに派遣した。
 絶対に不可能なオートローテーションを、シュミレーターで検証するなど、最初から結論有りきで「パイロットの操縦ミス」という報告を待って『これから飛ばします』という通告を岩国市長に伝えるスケジュールだ。市長も一日も早い決着を願い、12月13日の岩国錦帯橋空港の開港に支障がないことを願っている様子はアリアリ。
 そんな「コブシ」だけ上げオスプレイ配備反対を唱えている福田市長に、ならばその想いを態度で示して!と7月23日の陸揚げ・配備阻止実行委員会(大川清・岡村寛・津田利明共同代表)が要請書を提出した。

 実行委員会は市長が本当にオスプレイの配備を反対しているのなら、結果を待つだけでは無く沖縄の様に市民がみんな」でこの事態を拒否している姿を政府や米軍に示すべきと主張する。
 今や市民や全国の人々がオスプレイの動きを注目している。今津側土手から見えるオスプレイは、こうした監視から逃れられる様に基地内工事の残土が日に日に高く積み上げられ見えにくくなっている。
 沖縄では台風で水入りとなった8月5日の県民大会が、9月9日に改めて実施されることが決まった。岩国でもまず市長は、私たちの要請を受け入れ懸垂幕の掲示など可能な施策から直ちに実施に移すべきだ。
 みんながこうした要請を市長が実施されるよう電話やFAXを市長室に集中しよう。


M22オスプレイ配備に反対し岩国市長へ要請した事項

1.「オスプレイの安全について、どういう基準を安全の判断とするのか」政府にあらかじめ示すよう要請されたい。

2.モロッコやフロリダでの事故報告書に関し、市として、市民の安全・安心を確保する為の基準を示されたい。

3.オスプレイ配備に反対している姿勢をさらに明確にするために、次の具体的な行為を実行してほしい。

 (1)岩国市庁舎にこうした意見を反映した懸垂幕を掲示すること。

 (2)岩国市報等、岩国市の発行する広報でこうした意志を示し、特集号などを作成し至急配布されたい。

 (3)ケーブルテレビや市庁舎前の大型映像装置等で、配備に反対している市長の意思を放映して欲しい。

 (4)国や、また岩国市としても説明会を実施していただきたい。

 (5)オスプレイ配備に懸念を表明している全国の自治体等との連携を深め、岩国市がそのリーダーシップをとって反対の行動を牽引して欲しい。

 (6)オスプレイ配備反対の意思を一層高めるために、「市民集会」を開催して頂きたい。