119−3.2003年12月13日.「自衛隊派遣閣議決定」抗議!「平和船団」海上デモ(21)〜(30)

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「くにさき」と岸壁の回りを周回しながら訴えました。

 

下に「さとう」さんからの報告(抜粋)

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やっと「やめろ 海外派兵」の文字を
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「くにさき」をバックに撮影できました。

 

 

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このあたり「くにさき」をバックに、訴える「平和船団」の様子がやっと捉えられたところです。
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「あなた達は被害者です。政府が契約違反しているのです。」「犠牲者にならないようにしてください」と
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そろそろ訴えも終わりに近づいたところです。
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今日は時間が来た、ここまで、と湯浅さん
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湯浅一郎さんをいつも支える平岡典道さん

 

 

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岸壁に戻りました
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ボートの荷揚げ、後片付けです。湯浅一郎さんは新聞記者の取材に応じていました。

            

(「さとう」さんからの報告の抜粋)

海上から自衛艦へアピール

日本の庶民にとって百害あって一利なしの自衛隊派兵。自衛隊員及び家族の人権も蹂躙。

ヒロシマからそれを止めねばならないと、ピースリンクのメンバーは海に出ました。自衛官に対して訴えかけるというのが目的です。そして、自衛官や家族からの不安や悩みの声を受けつけるホットラインのアピールもします。電話は呉21‐3849。

集合場所の潜水隊前へ行くと自衛官募集の広告。「国際平和に貢献」とあります。しかし、実態はアメリカの戦争を支えると言うこと。このことをきちんと知らせて行かねばならないと、気持が引き締まりました。観念的に「平和」というだけではダメなのです。

6隻のゴムボートに12人が分乗しました。代表世話人の湯浅一郎さんがハンドマイク。まずは、強襲揚陸艦くにさきに向かってアピールしました。いくら人道復興支援だと政府が言っても、アメリカの同盟国として日本が標的になっているということ、憲法九条を放棄するという宣言をしているようなものだ、と政府を批判。

そしてイラク戦争には大義はない、何のために1万人もの市民が殺されたのか?メソポタミア文明の地が破壊されたのか?DUが永遠に汚染することになったのか?アメリカの戦争犯罪を今後繰り返させないために国際社会が共有することが大事、としました。

その上で「自衛官と家族の生命や人権が「国益」という名の元にないがしろにされることは許せない」
「自衛官は国を守るために入隊したのであり、イラクで殺し、殺されるために入隊したのではない」
と訴えました。
そして
「呉から、被爆県から海外派兵が行われることは絶対に許せない」とし、

「イラクへの自衛隊派兵をやめろ」
「イラク戦費を出すな」
「インド洋から自衛隊はもどれ」
「憲法九条を活かそう」
などのシュプレヒコールの他、
「自衛官はいくな」
「逃げても恥ではないぞ」
「復興支援などアメリカの一人相撲だ」
「アメリカ国債を買うな」
などと思い思いの訴えをしました。

そして、呉基地内を一周、「おおすみ」にも同様の訴え。自衛官ホットラインの開設もアピールしました。

自衛官の姿は土曜日とあって艦上には見えませんでしたが、マスコミは多く取材に来てくださいました。

「核のない平和な地球」へ向け行動参加を!

当会では、来年1月11日にも午後2時から同様の行動を県内市民団体に参加を要請して行います。