120−3.2003年12月14日.原爆ドーム前・自衛隊イラク派兵STOP「反戦詩と歌のつどい」(21)〜(30) 

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木原省治さんから人権活動家の紹介

 

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みんな良く聞いてます。
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良く見れば大月純子さん取材を受けています。たぶんサマワの水の事でしょう。

 

 

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主催者、「第九条の会ヒロシマ」の岡本三夫代表のこの間の経緯と挨拶

 

 

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皆さん、ちゃんと聞いていますよ

 

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このあたり広島YWCAの面々

 

 

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馬場浩太先生からは
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NO DU プロジェクトと「ヒロシマ アピール」本の紹介

 

 

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藤井純子さんと浜根和子さんは、コイズミによってズタズタにされた「日本国憲法条文」を拡げてます。コイズミ、もっとちゃんと読め!

 

 

 

(30)

「さとうしゅういち」さんは、前日始めて「平和船団」に乗り込んだ感想を

下にさとうさんの貴重なこの集会をまとめた報告を掲載

 

 

            

(さとうさんからの報告)

「自衛隊イラク派兵反対 反戦詩・歌の集い」

14日、14時〜原爆ドーム前で「自衛隊イラク派兵反対 反戦詩・歌の集い」が開かれ、約70名が参加しました。第九条の会ヒロシマの主催。

いさじさんの太鼓&風呂哲州さんの平和の歌でスタート。
久保浩之さんの詩の朗読、島村真知子さん、小堀恵美子さんの朗読、カトリック信徒による朗読の後、参加者が自由にアピール。

牧師の大月純子さんは、以下のような友人からのメールを紹介、イラクへの自衛隊派遣は不要と、主張しました。
 

【以下転送】
      沖縄の平良夏芽と申します。複数のMLにBCCでお送りしておりますので重複 する方もおられると思いますが申しわけ有りません。

      沖縄の平和市民連絡会は、今年の1月と5月の二度に渡ってイラクにメンバーを 派遣しましたが、第3回目の訪問を終えて、本日仲間が帰国しました。自衛隊が 派兵されようとしているサマワの情報を得ましたので、連絡させていただきます。

     以前も自衛隊がバクダッド周辺に派兵されそうな時に、バクダッド周辺の水事情について情報を流しましたが、サマワのライフラインはバクダッドの何倍も整って いるとのことです。つまり水道も完備されており、きれいな水が出ているのです。


      私たちの仲間は生水を飲みましたが、下痢すら起こしませんでした。彼が持ち 帰ってくれた水を私も飲みましたが、まったく平気です。

      自衛隊の主要な業務の一つとして「浄水作業」が報道され続けています。これは バクダッド派兵予定の時もそうでした。サマワは、自衛官に水を配れるくらいに きれいな水がきちんとあるそうです。

      もちろん、郊外には水道が通っていなくて給水車に頼っている地域もあるそうで すがそれは戦前から同じ状況だそうです。つまり、戦争によって破壊されたので そうなっているのではないのです。また人口比から言っても、水道がない地域に住んでいる人はごく一部です。だからほっとけということではないのですが、自衛隊が「給水作業」の為に行くという理由は否定されることになります。
      この事実を、自衛隊派兵反対の声を上げている方々の一人でも多くにお伝え下さ い。転送歓迎です。

      サマワには水があります。電気もあります。無いのは仕事です。失業率は60% を越えているそうです。自衛隊が行って仕事をしてしまっては困るのです。

木原省治さんからは人権活動家の紹介。そして馬場浩太さんからNO DUヒロシマアピールについて説明。

私さとうは、昨日のピースリンクによる海上デモの報告を行い、「居ても立っても居られなかったので参加した。市民が何らかの形で声を挙げないとダメだ。和を持って尊しとなす、が悪いように使われているのではないか。それでは政治の暴走が続く。政治はトイレだ。きちんと掃除をしないと大変なことになってしまう」と訴えました。

その後、土井桂子さんの九条朗読、教科書ネットによる音楽と歌、そして、今年の当会の意見広告を朗読して終りました。

フセイン元大統領が拘束されましたが、しかし、失業や生活難が続く限り、アメリカの占領が続く限り、テロとアメリカが呼ぶ事態は続くのではないでしょうか。フセイン政権の残党だけのものではとても思えないからです。

そして、サマワでも、仕事がない状態が続けば不満が鬱積し、それが「日本軍」へ向かうことも十分考えられます。

なにより、大きく言えば、アメリカの核戦争につながりかねない戦争に日本が荷担したということになるのです。DUの使用は、事実上の核戦争とも言えますし、その延長上に核戦争になりかねない、反対の声がちいさければ、核戦争にまでいきかねないと思うからです。

劣化ウラン弾の禁止とアメリカの戦争戦略ストップ、そしてそれを軍事的・金融的に支える日本政府の政策をストップさせねばならいません。

このことは世界史的意義を持っています。2004年のNPT再検討会議準備会合、2005年NPT再検討会議もあり、それへ向けて自治体・NGOなどが核廃絶へ向けて世論を盛り上げ2020年までに核兵器をなくそうという、「シティキャンペーン」などに結集し、頑張りましょう。