124−8.2004年1月11日.海上自衛隊イラク派遣反対!呉基地行動、呉地方総監府申し入れ(71)〜(80)

(71)
(72)
福山から
(73)
三原から池田幸慶さん。
4)
総監部で、自衛隊派兵を中止するよう上申するよう司令官に求める要請書を当直将校に手渡しました。

(75)
(76)
(77)
北海道の七尾さんからも
(78)
(79)
浜松の竹内康人さんからも(「報告」が来ましたので下に紹介しておきます)
(80)
要請書を読み上げられました。

            

(参考ー浜松の竹内康人さんからの感想報告=良く纏まったいい文章なので紹介させてもらいます。)

1・11 呉でのイラク派兵反対行動に参加

04年1月11日、広島県呉市でピースリンクのメンバーらが呼びかけておこなわれた派兵反対行動に参加した。北海道、名古屋、浜松、関西、九州の仲間も参加して約100人が陸と海上からイラク派兵反対を呼びかけた。会場は海上自衛隊の軍艦が見える昭和町の公園。


13時過ぎに全国でのアクション111に連動して音を出し、14時ころから平和船団のゴムボート16隻が海上にでて行く。海上で「9条を殺すな!」「イラク派兵反対」と書かれた幕が広げられる。その幕のかなたに、潜水艦とともに強襲揚陸艦の「くにさき」「おおすみ」が見える。イラク派兵にはこの強襲揚陸艦の使用がもくろまれている。


すでに呉は派兵拠点となり、とりわけテロ特措法成立以来インド洋派兵を繰り返している。平和船団は、広島からこれ以上の派兵を繰り返してはならないと強襲揚陸艦の方向にむかい、「くにさき」の付近まで近づき、派兵反対のアピールを繰り返す。札幌の仲間が、日常がすでに戦時となり、陸自が雪祭りへの協力を中止するといって脅していることやいっそう派兵に反対していくことの大切さなどを訴える。


陸では「平和な世界がきっとやってくる」といった歌や踊りがおこなわれ、各地からの参加者が「専守防衛から国益防衛」へと変質している自衛隊の現状を批判したり、自衛官への反戦平和の呼びかけなどをおこなった。


14時30分ごろ、陸の集会場には広島からピースサイクルの仲間が到着し,連帯のアピール。集会の最後に平和船団とともに「自衛隊はイラクに行くな」「派兵命令を拒否しろ」「人道支援はうそだ」「戦車揚陸艦おおすみは行くな」とコールを繰り返した。


その後、公園から呉基地(海自地方総監部)までデモをおこなった。反戦の歌やコールでイラク派兵反対を呼びかけながら歩いた。軍事基地とともにある石播の工場を抜けると呉の基地正門に着いた。途中基地内から外を展望する見張り台があって、そこに監視する自衛官の姿があった。
基地前から基地の中を見ると、「規律振粛月間 12月10日〜1月20日」とある。基地前で、主催者側からの要請書が読まれ、札幌、浜松からも要請書が出され、最後に愛媛の仲間が憲法9条の手ぬぐいを当直者に手渡した。最後にイラク派兵に反対し、自衛官に反戦平和を呼びかけるアピールを行いこの日の行動は終わった。


以下、浜松からの要請書の概略。
イラク派兵の中止を求める要請書(呉基地司令・首相あて)。


政府はイラクへと自衛隊を派遣しようとしています。わたしたちはこの計画の中止を求めます。広島平和公園では原爆の子の像の折鶴が焼かれ、監視カメラがおかれていますが、今折鶴を焼こうとしているのは政府ではないでしょうか。派兵は自衛官の命を燃やすことにもなります。首相・司令はよく考えてください。

 人道支援は米軍支援の隠れ蓑です。米軍は派兵された自衛隊の分を治安維持にまわします。アメリカによるイラク戦争は侵略であり、その延長にある占領は間違っています。今すぐに撤兵すべきです。よって以下を要請します。首相はイラク派遣計画を撤回すること,司令は派兵の中止を上申すること、隊員は派兵を拒否すること、隊員の人権を尊重すること、司令と隊員は反戦平和を求める市民とともに歩もう。(以上)


今回の呉行動に参加する前後に、平和公園と資料館、大久野島の毒ガス史跡と資料館を見る機会を得た。その報告は「戦争史跡の旅」として別途記したい。


折鶴を 政府が燃やして イラク派兵

ヒロシマに 大久野・呉の展示なし 

自衛官の 命を燃やし イラク派兵

派兵NO!の コールが響く 呉の街

民でなく 監視カメラよ 国を見ろ