129−2.1月22日、航空自衛隊本隊出兵抗議・福屋前街宣(11)〜(20)

(11)
福山の竹原陽子さん。雰囲気が判るでしょう。
(12)
結構賑やかになってきました。
(13)
語りかける平木薫さん
(14)
(15)

声が涸れた様子の横原さんに代わって、急きょ平木薫さんが話し始めました

自分が直接聞いた話をされました。

「そもそも、自衛隊に入って戦地に行くことになるなど、思いもよらなかった、そんなことまず無いと言われて息子が自衛隊に入るのを了解したのに・・・」

 

 

(16)
そうおっしゃる航空自衛隊員のお母様は、息子にイラクに行ってほしくないと言ったそうですが、「自分が行かないと、他の人が行かなくてはならなくなる。別の誰かがしんどい思いをしなければならないのなら、自分が行く。」 と、言われたそうです。
 結婚してまだ数年というこで、お子さまも小さく、お母様としては何ともやりきれない思いでしょう。
(17)
どんな社会でも職場でも、自分のことよりまわりの人々のことを考えて行動するボランティア精神あふれる人が「お人好し」と呼ばれ、損をする、嫌な社会ですね。

 「危険地域だから自衛隊が行くべきだ」の声が日増しに大きくなっているような気がします。
 こんな時だからこそ、私たちは自衛隊員の気持ちに寄り添って
 行動することの重さを知らされました。
(18)
弁士は続いて森滝春子さんに交代。
(19)

劣化ウランが現地の人やアメリカ等の兵士に加えて、派兵される自衛隊員の体をむしばむことになる・・・

 

 

(20)

新聞社は1社だけでしたが、熱心に取材されていました。

 

 

            

(久野さんからの街宣報告)

航空自衛隊本隊出兵抗議の街頭宣伝行動報告。

参加者:11名 左党さんから大雪ゆえ欠席連絡あり。

弁士:横原 → 平木 → 森瀧 → 横原

一番の寒さの中、お疲れさまでした。あの寒さの中、勢いよく声をかけるとそれに応えて受け取る人がけっこういます。
わざわざポケットから手を出してもらえます。ここは気迫で勝負でした。反応はまあまあでしたか。
小牧では、右翼の激励隊と反対派の小競り合いがありました。呉でも派兵命令以降、右翼の活動も登場してくるでしょう。揺れる世論をどちらが獲得できるかです。

皆さん:

派兵を阻止できぬ場合=長期にわたる自衛隊駐留は必至、戦死者続出でも撤退する国家意思はないと、ぼくは見ます。


一年後の世界を予測できる人はいますが、予測どおりになることは決してありません。
諸階級、諸階層、諸民族、諸宗教、諸党派、諸グループ、諸個人のぶつかり合いが歴史を決めるのですから。


 前もって決定されている人間の歴史は何一つありません。アメリカ帝国の君臨する世界をどんな民衆的世界が乗り越えていくかは、依然不明です。スターリン主義の崩壊が社会主義の信頼性の敗北として、大衆的基盤で受けとめられているのだから。


しかし、世界社会フォーラムに12万人の活動家が結集したように、市場原理を乗り越えようとする無数の実践は、歴史の教訓を汲み尽くした一つの綱領的高みまでに結晶化することでしょう。