168.2004年10月29日.自衛隊イラク派兵撤退を!呉駅前街宣(1)〜(7)

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午後5:50から7:00過ぎまで、呉駅前で街宣しました。はじめに、TV局をよりインタビューを受ける湯浅さん。

この日は、呉としては久しぶりにマスコミが多かったようです。

10月30日中国新聞記事にも出ています

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この日はNHK,広島テレビとTV局が2局きていました。 

 

 下に緊急署名の要請文

署名用紙の趣旨をくり返し訴えました。香田さんの行動が軽率だったという批判はあるかもしれない。だからといって、関係ないとするのは無責任である。大義すらないアメリカの先制攻撃を全面的に支持し、多国籍軍の一員になった以上、何が起きてもおかしくありません。長い目で見て、何が一番いい選択かを考えれば、自衛隊を撤退するべきであるという結論になるのではないでしょうか。

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湯浅一郎さんが演説している側で旗を持つジーンさん。 

 

 イラク派兵は、11月半ばに東北から第4次派兵が予定されている。それまでに、香田さんの安否がどうなっていくのか?。(30日朝、残念ながら遺体が発見されたよう。)


 

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署名もぼつぼつ集まりました。

9月から始めた米軍の再編をめぐる<基地はいらない どこにも>キャンペーンも、ねばり強く取り組まねばならない。岩国のヘリ問題も、11月半ばまでに残り2機が、更には、今、イラクに行っている6機の一部が、岩国に戻る可能性が高い。更に海外派兵恒久化法案、改憲、有事法絡みの平時における体制の整備など、課題は山積みです。

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これらの写真を撮影した山内正之さん(竹原市、大久野島の案内人)もビラを配布されました

山内正之さんは「大久野島から平和と環境を考える会」というホームページをたちあげておられます。

 

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小田原栄子さんが若者に話しかけます。

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内閣総理大臣                                         小泉純一郎様

                                緊急署名

  イラク、サマーワでのロケット弾の自衛隊基地への着弾、及び  日本人拉致拘束事
件などを受けて、早急に自衛隊を撤退させ、    11月の東北方面隊からの第四次派兵を中止してください!

 「主権移譲」を経ても、イラクの混乱はますます泥沼化し、特に10月に入ってからの状況は深刻です。8日には自衛隊が基地を作っているサマーワ市中心部に設置された日本・イラク友好記念碑が爆破され、22日(日本時間23日)には陸上自衛隊のサマーワ「宿営地」(実質的には基地)内へロケット弾が着弾しました。自衛隊が近く「殺し・殺される」状態に突入しかねないことを想起させます。

 そうしたなかで26日深夜(日本時間27日早朝)、イラクで日本人男性がイラクの武装勢力によって拉致拘束されるという事件が起きました。男性は、香田証生さんとわかりましたが、今のところ解放される見込みもわからないままです。小泉首相は、「救出に全力を挙げるが、自衛隊は撤退させない。テロに屈するわけにはいかない」と決まり文句をくり返すだけで、何ら誠意のある対応はとっていません。政府は、なぜ、このような一連の事態が続いているのかを冷静に分析すべきです。

そもそも先制攻撃の理由とされた大量破壊兵器はなかったことがアメリカ自身の調査から明らかにされ、イラクへの一方的な武力攻撃に何の根拠もないことが世界中に知られています。そのため、アメリカ中心の多国籍軍は、イラク民衆にまったく受け入れられていないのです。政府が「人道支援」といくらくり返しても、自衛隊が多国籍軍の一員として占領に加わっていると見られるのは当然です。

 自衛隊「宿営地」への攻撃と、日本人の拉致拘束事件とは、同じ根から出ています。自衛隊が多国籍軍の一員である限りにおいて、今回のような事態は、いつ起きてもおかしくないのです。サマーワは「非戦闘地域」であると強弁してきた日本政府の説明は、もはや事実によって打ち砕かれています。このままいけば、自衛隊の部隊が交戦状態に入ってイラクの人びとを殺したり、自衛隊員が死傷したりすることは十分ありえます。小泉首相は、イラク駐留の自衛隊をただちに撤退させるべきです。

 合わせてアフガニスタンへの軍事的関与を続ける米軍への海上自衛隊による燃料補給作戦も中止すべきです。米軍の世界再編の中で世界のどこででも米軍と自衛隊が共同作戦を行なうことを可能にさせてはなりません。これ以上、深入りすれば、ずるずるとアメリカの世界規模での対テロ戦争の泥沼にはまりこみます。海外派兵という愚かな政策に税金を投入するのは、そろそろ止めてください。そこで、以下要請します。

1. 拉致された香田証生さんの解放に全力を注ぐこと。

2. 多国籍軍の一員としての自衛隊を一刻も早く撤退させること。

3.11月にも予定されている東北方面隊からのイラク派兵を中止すること。


│       な ま え       │              住    所

取り扱い団体:ピースリンク広島・呉・岩国

世話人:湯浅一郎、藤井純子、田村順玄

連絡先:呉市幸町3−1 Tel&Fax:0823-21-2414