218−3.2006年3月18日.広島県西部住民の会「みんなで考えよう 岩国基地の拡張・強化 住民のつどい」(21)〜(25)

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廿日市市の被爆者を代表して小方澄子さん       

下に「集会アピール」を

 
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岩国の「住民投票を成功させる会」の共同代表をつとめられた大川清さん

 

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 参加者は350名と報じられていました
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エイサーおどりがあって閉会

 

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皆さん、ご苦労さまでした。

 

           

 みんなで考えよう 岩国基地の拡張・強化 住民のつどい

     集 会 ア ピ ー ル

 わたしたちは米軍世界再編の中間報告において日米両政府が合意した厚木基地からの米空母艦載機部隊の岩国基地への移駐が、岩国市民だけではなく、広島県側の住民にとっても大きな影響を及ぼすとの認識をもって、ここに集まりました。

 この移駐案を許してしまうと、広島県内でも県北での低空飛行をはじめとする戦闘訓練の増加、それに伴う米軍機の騒音や事故、米兵による事件などの危険が増大し、住民の生活が脅かされることは明らかです。また、世界遺産・宮島をはじめ、周囲の自然環境に大きな影響を与えることも予想されます。しかも、2008年にはこの艦載機の母艦として原子力空母が横須賀基地に配備されようとしており、このことは被爆地ヒロシマとしても見過ごしにはできません。

 3月12日に行われた岩国市の住民投票では、有効票のほぼ9割、全有権者の過半数に達する「移駐案受け入れ反対」の意思が確認されました。いままでがまんにがまんを重ねた岩国市民の意思が表されたのです。しかし、日米両政府は、このような住民の意思に反して「地域への説得を断念」と発表しています。わたしたちは、このような基地機能の拡張・強化が住民の意思に反して押し付けられようとしていることに対して強い憤りと危惧を覚えます。

 しかし、沖縄・辺野古の闘いから、わたしたちは住民の声が日米両政府の目論見を断念させる力を持っていることを知っています。

 日米両政府は、地元の声を真撃に受け止めて岩国基地の拡張・強化を白紙撤回すべきです。
 わたしたちは立湯や違いを乗り越え、日米両政府に岩国基地の拡張・強化を白紙撤回させるために、共に前進していくことをここにアピールします。

2006年3月18日
みんなで考えよう 岩国基地の拡張・強化 住民のつどい
                  参加者一同