223−5.2006年4月26日.上関原発、詳細調査に反対する現地抗議集会(41)〜(50)

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   「原発いらん!山口ネットワーク」の山本イツコ?さんから歌が披露されました
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さあ集会はそろそろ締め・

 

 
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「島民の会」の山根さんより、集会宣言が読み上げられます

 

 
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 こぶしをあげて採択。
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最後に、祝島の清水敏保町会議員から団結ガンバロー。

 

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司会から、明日、あさってと、中電がどういう動きをするか、緊急行動を要請するかも知れませんがよろしくと。

 

 

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集 会 宣 言

 私たちは、本日「上関原発の建設計画の白紙撤回を求めて」山口県内外からの多くの仲間とともに、ここ上関町に結集しました。
 チェルノブイリ事故から20年が経過しようとしています.広島型原爆の300倍の放射性物質が流出したとされる史上最悪の原子力事故は、周辺国の地域社会に深刻な被害をもたらしました.事故後、汚染地域の子どもたちに甲状腺がんが急増しました.また、大量の放射能が広い地域に散らばり、その被害は私たちの食生活にまでおよび、今なお被害者は苦しみ続けています。

 「私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、24時間被爆している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもの確率が高いとうのは本を読んで知っている。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発は、いやだ。」と言って、中学2年の女の子が泣きながら「私、子どもを生んでも大丈夫ですか?」と、たくさんの大人にむかって聞いたという話があります.大事故の影響は何世代にもわたって消えることはありません。次の世代を担う子ども達が真剣に考えている問題をもっと真剣に受け止めていくべきです.今ならまだ間に合います。

 アクティブ試験中の青森県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場で4月11日、放射性物質を含む洗浄水約40リットルを漏えいする事故がありました。たびたび起きる事故や設計ミスの発覚、各種のトラブルなど、電力会社の安全性に対する能力に不信が問われている中で、志賀原発2号機運転差し止め訴訟において、巨大地震による原発事故の可能性を正面からとり田判決の意義は大きいものです。地震の多い日本では無理です。ここ、上関町でも上関原発建設予定地から4Kmしか離れていない所を震源地とする地震が3月211にありました。そういう場所での建設が本当に安全・安心なものだと言えるのでしょうか?

 3月23日、岩国地裁において、漁業補償契約無効の確認訴訟第一審判決がでました。
補償契約自体は無効とは判断しなかったたものの、祝島の組合員個人が従事している許可漁業には、契約の効力は及ばない。祝島の漁師が操業していれば、強制的に「追い出す」ことはできず、中国電力が矛定海域でいくら調査や工事をしたくてもできないとしたもので原発画に待ったをかけた形の判決で祝島側の実質的勝訴ということになりました。

 上関原発建設計画推進にこれだけ多くの未解決の問題があるのです.再度、検討していく必要があると思います.風の吹くところです.風力発電に切り替えてはどうでしょう。光がサンサンと降りそそぐところです。太陽光発電も大丈夫だと思います。稀少生物がたくさんいるのも光があり、緑があり、水がきれいだからです.絶滅の恐れにさらされている原因を取り除き、すべての動植物が絶滅しないよう長島の本当の自然を守っていくべきです。

 私たちは、原発に反対する全ての人々のカをひとつにして、平和に、そして安心して暮らせる生活が実現するまで、上閑原発建設を完全に阻止するまで聞い抜くことを、全員で確認します.
 以上、宣言します。
                                                     2006年4月26日
                                      4・26詳細調査に反対する現地ツアー集会