241−1.2007年2月3日、国の補助金カットを許さない岩国市民集会(1)〜(10)

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国が、昨年末岩国市役所新庁舎への補助金の来年度予算の内示をゼロにしました。そうしたなか、「国の補助金カットを許さない岩国市民集会」が2月3日(土)、岩国市民会館で開催され200名が参加しました。


司会は大月純子さん。

 

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主催は岩国市民でつくった「実行委員会」

3月4日付け中国新聞ホームページに出ています。山口新聞ホームページにも。朝日新聞(山口地方版)ホームページにも出ています。

 

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 主催者を代表して大川清「住民投票を活かす会」代表が挨拶。「新庁舎への予算がカットされてから、眠れない。」「約束をやぶっていいものではない」
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 「基地の街に対する艦載機移転にノーの声は市民の50%を超えて、市長選でも確認された。国は一票一票にこめられた思いにこたえてほしい。こんなことは許されていいはずはない。あきらめずてはいけない」
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まずは、スライドでこの間の経緯を振り返ります。

2004年6月に新聞報道で厚木基地の機能が岩国に移転することが発表され、周りの自治体も反対。
2005年10月29日、米軍再編の中間報告が出され、戦闘機57機の移転が計画されました。

 

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そもそも、1996年にいわゆるSACO合意により、沖縄から岩国に空中給油機が移転するので、その代償として、新庁舎への補助金が決まっていました。米軍再編とは関係ありません。
中間報告では、空中給油機は一旦鹿屋に移されることが決まりましたが、その後アメリカの希望でやはり岩国に移ることになりました。
ともかく、これで128機の極東最大の米軍基地に岩国がなります。

 

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また、国は、愛宕山の切り崩し開発と、基地の沖合い移設を「安全のため」という名目で行いましたが、結局、拡張のために行われることになりました。

 

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全くあきれた事態が起こりました。国は、新庁舎は再編とは関係ないのに、12月19日、岩国市の反対姿勢を理由に、補助金をカットしたのです。
もう安倍政権のやること、卑劣というべきか?無茶苦茶!

 

 

 

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