296−1.2008年8月31日、「米印原子力協定反対」本通街宣(1)〜(10)
   

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午後0時、「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)」等7団体共同で、広島一番の繁華街・本通りの交差点で「被爆地ヒロシマは核拡散に反対し、米インド原子力協定に反対する!G8議長会議は核拡散(インド核保有)を容認するな!」との横断幕を拡げて街宣が行われました。

9月1日付け中国新聞ホームページに出ています。

7団体とは、広島県被爆者団体協議会(坪井)、広島県被爆者団体協議会(金子)、(財)広島平和文化センター、原水爆禁止広島県協議会、NO DU(ウラン兵器禁止)ヒロシマ・プロジェクト、インド・パキスタン青少年と平和交流を進める会、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)です。

 

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最初に「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)」運営委員、ピースリンク広島・呉・岩国の久野成章さんから、日本政府が米印原子力協定を容認した、と伝えられている。ヒロシマは決して許さない!

 

 

 

 

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G8の枠組みそのものの問題点も指摘。決して無条件に歓迎出来るものではない、と。

 

 

 

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7団体の「核拡散・核軍拡競争に拍車をかける『米印原子力協力協定』に反対し 日本政府に明確な反対表明を求めるヒロシマ共同声明」(2ページ目下に)を刷り込んだビラを配布する横原由紀夫さん。

 

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 翌日から「G8下院議長サミット」が行われ、それに対して「核兵器廃絶フォーラム〜ヒロシマは核保有国の責任を問う〜米印原子力協力協定を止めよう!」と9月2日の集会への参加を呼びかける内容がもう一面(3ページ目下)。マスコミがかなり取り上げていることもあってか、市民の関心も高いようで、ビラの受け取りは非常に良かったです。

 

 

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続いてHANWA運営委員の一人の広島県原水禁元事務局長の横原由紀夫さんから。開催する以上、被爆地を裏切るな、被爆地での会合の意味を考えよう、と。

 

 

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母親連絡会の岡久郁子さん。高校生にも優しく話しかけられていました。

 

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次々に人の輪を作られる岡久郁子さん。テレビカメラが放ってはおきません。この日は「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)」等への注目度も高いようで、多くの新聞記者、テレビが取材に来ました。

 

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 ピースリンク広島・呉・岩国の新田秀樹さん。雨宮功さん(NO DU ヒロシマ・プロジェクト)も来られていましたが、写真を撮りそこねました。

 

 

 

   
            

(7団体街宣呼びかけ文)

核拡散・核軍拡競争に拍車をかける「米印原子力協力協定」に反対し、日本政府に明確な反対表明を求めるヒロシマの声を!

街頭宣伝行動のご案内


●日時:8月31日(日)12:00〜13:00
●場所:本通り電停前(ナビア下)

 表題の米印原子力協力協定に対し8月21日、広島県被爆者団体協議会(坪井)、広島県被爆者団体協議会(金子)、(財)広島平和文化センター、原水爆禁止広島県協議会、NO DU(ウラン兵器禁止)ヒロシマ・プロジェクト、インド・パキスタン青少年と平和交流を進める会、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)の7団体が共同で声明を発表し、日本政府(内閣、外務大臣)へ要請しました。

 この協定は、アメリカがインドへ核技術と核関連物質の提供を自由化するという例外措置を行うもので、インドの核武装の更なる強化と、連鎖反応的にパキスタンなどの例外措置要求を引き出すのみならず核兵器開発競争と核拡散を生み出す結果になると見られます。これを止めるためには、原子力供給国グループ(NSG=45カ国)が例外措置を認めないことが重要となっています。日本政府に対して、被爆国としての責務である核兵器廃絶への努力を貫くため、NSG総会において、核拡散に手を貸すことなく、明確な反対の意志を表明するよう強く要請したものです。

 8月21〜22日ウイーンで行われたNSG臨時総会では結論が出ず、さらに9月4〜5日総会が開かれます。この総会でも日本政府の対応が決定的に重要になっています。

 米印原子力協力協定について、市民レベルに広げる意味で街頭宣伝を行いますので多数の参加を要請します。


                     2008年8月26日

<連絡先>
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会