300−2、2008年10月4日.アフガン攻撃7周年抗議、「平和船団」海上デモin呉(11)〜(20) 
   

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湯浅一郎さんもマイクで自衛隊員や自衛隊の家族に訴えます。

 

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横断幕の裏側では、みんながよく見えるように一生懸命持っています。

 

 

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呉港に停泊する補給艦とわだ、掃海母艦ぶんご、輸送艦くにさき

 

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陸上からのこの行動のショット、5枚です。

 

 

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平和船団の後は、海上自衛隊呉総監部で申し入れを行いました。

 

 

 

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要請書の読み上げは呉の世話人の西岡由紀夫さんです。

 

   
              

2008年10月4日 

内閣総理大臣

麻生太郎 様

防衛大臣

  浜田靖一 様

海上自衛隊呉地方総監

  杉本正彦 様


               
要 請 書


補給支援特措法の延長及び海外派遣恒久法の制定をしないでください!


2001年10月7日、米国ブッシュ政権が始めた国際法違反のアフガン戦争・占領は今なおつづき、戦火はいっこうに収まらないばかりか、激しくすらなっています。本年8月には井戸を掘り、地元の農業にかけがえのない役割を果たしていた民間海外協力団体「ぺシャワール会」の伊藤和也さんが暴力によって殺害されるという事件まで起きています。ブッシュ大統領が「対テロ」を口実とした戦争の根拠はすでに破綻しているのはあきらかです。その中で、子どもを含め多くの一般の人々が犠牲になっているのです。

そもそも、9.11の同時テロに対抗して、武力行使をしていいという国連決議はありません。アフガン戦争は、せいぜいアメリカの自衛戦争であり、イギリスなどの有志連合は、集団的自衛権の行使として、「不朽の自由作戦」に参加してきたのです。憲法に照らして、日本は、この戦争に関与することはできないはずです。

 ところが、日本は、この誤った米国の戦争に軍事的に関与する道を選んできました。それを推進した法律が憲法違反のテロ対策特措法です。海上自衛隊は同法に基づき、6年間、インド洋・アラビア海で米軍の軍事作戦を後方から支えてきました。多国籍艦船に無償で燃料等を補給している活動は、旧法によるもので、794回を数え、補給量は49万キロリットル、220億円分にまでなりました。とりわけ、派遣されている海上自衛隊の主力は、被爆県広島の呉基地と被爆県長崎の佐世保基地です。呉基地の補給艦「とわだ」は実に6回(派遣日数961日)も派遣されました。ブッシュ政権の戦争に被爆県の基地が加担している現実を黙認することはできません。


 しかし、その活動実態は市民は言うまでもなく、国会ですら全く知らされていません。情報公開法に基づいて補給艦の航泊日誌の公開を請求しても、艦船の位置や寄港先は不開示であり、シビリアン・コントロールの観点からも重大な問題です。自衛隊が何をしているかを示さないまま、法律を延長するなどと言うことは許されません。新法の延長の前に、7年間におよび税金を投入した活動の実態を明らかにすべきです。

 そして、米補給艦への補給を通じて間接的にイラク戦争を任務とした艦船に使用されていた事実が、NPO法人ピースデポによる米艦船の航海日誌の詳細な分析から明らかになりました。これに対して、政府は、「補給先の外国艦船のその後について知る立場にない」と知る権利を放棄し、居直っています。日本政府として、法律が厳格に運用されているかどうかわからないと言っているわけです。これは無責任というだけでなく、法治国家としての立場を放棄するものでもあり、犯罪的ですらあります。

 この間の事態は武力による「対テロ戦争」という主張が破綻し、「武力で平和はつくれない」ことをはっきりと示しているのです。私たちは、政府が米軍に追従し、日米同盟のためと称して、テロ特措法の総括もしないまま、衣を代えて給油新法(補給支援特措法)による補給活動を再開・継続していることに怒りと不安を覚えます。今こそ、政府は補給支援特措法を廃止し、自衛隊を撤退させ、武力によらない平和の道をさぐらなければなりません。そこで以下、要請します。 

1) 1月15日に期限が切れる「補給支援特別措置法」の延長をしないこと。

2)これまでテロ特措法・補給支援特措法にもとづいてインド洋・アラビア海に派遣された自衛艦の行動をすべて公開すること。さらに自衛艦から燃料を補給された米軍などの外国艦船が、その後、どのような作戦行動をとってきたかを明らかにすること。

3)アフガン・イラク戦争の後方支援を行ってきた自衛隊の関与の妥当性を総括すること。

4)海外での作戦行動を本務とする自衛隊の海外派遣恒久化法案を上程しないこと。

入れるな核艦船!飛ばすな核攻撃機!ピースリンク広島・呉・岩国(28団体)



カトリック正義と平和広島協議会      共育・共生を進める広島連絡会 

呉教育労働者研究会            呉ピースサイクル  

呉YWCA79女たちから          8・6広島集会世話人会 

芸南火電阻止連絡協議会          原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会  

在日韓国青年同盟広島県本部        更紗の会 

市民運動交流センターふくやま    障害者サポートセンターTOGETHER広島

ストップ・ザ・戦争への道!ひろしま講座  全国水平運動研究会

第九条の会ヒロシマ            毒ガス島歴史研究所

トマホークの配備を許すな!呉市民の会    広島キリスト者平和の会 

広島平和と生活を結ぶ会          日本キリスト教団広島西分区牧師会  

日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山   広島YWCA 

ピースサイクル広島ネットワーク   日本キリスト教団西中国教区基地問題特別委員会

平和を考える市民の会・三次        米兵犯罪を許さない岩国市民の会  

わたしたちの性と生を語る会・広島     リムピース岩国     



(連絡先)呉世話人:西岡由紀夫(トマホークの配備を許すな!呉市民の会)

        呉市幸町3-1(呉YWCA気付) 0823-21-2414

      広島世話人:新田秀樹(ピースサイクル広島ネットワーク)

        広島市中区大手町4-3-10(広島YWCA気付) 090-3373-5083

      岩国世話人:田村順玄(リムピース岩国)

        岩国市牛野谷町3-75-19  0827-31-3383