312−1.2009年3月30日、自衛隊のソマリア沖での海上警備行動に対する抗議、本通り街宣(1)〜(10) 
   

(1)

 
 

この日、海上自衛隊護衛艦「さざなみ」「さみだれ」が海上警備行動に入るということで、午後5時半、本通り交差点で、ピースリンク広島・呉・岩国として抗議の街宣活動を行いました。

 

配ったビラの内容は下に

 

(2)

 
 

トップバッターは、ピースリンク広島世話人、新田秀樹さん

 

 

 

 

(3)

 
 

続いて横原由紀夫さんがアピール

 

 

 (4)  
 

(5)

 
 

ビラまきに精を出される平岡典道さん

 

(6)

 
 

アピールが終わった新田秀樹さんもビラまきに

 

(7)

 
 

横原由紀夫さんを真ん中に、岡本珠代さん(手前)

 

 

(8)

 
 

渡田正弘さんは皆勤賞もの

 

 

(9)

 
 

アピールされる利元克巳さん

 

 

(10)

 
 

手前は藤井純子さん

 

   
            

「海賊対策」に名を借りた自衛隊の海外派兵に反対!!

護衛艦「さざなみ」「さみだれ」は

ソマリア沖での警備行動を

今すぐやめて、呉に帰ってきて!!     

314日に海上自衛隊呉基地から、ソマリア沖に派遣された海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」が今日からソマリア沖現地での海上警備行動を始めると言われています。しかし、本当に海上自衛隊による海上警備は必要なのでしょうか?本来、「海賊対策」は自衛隊の任務ではなく、海上保安庁の任務であり、今回のソマリア沖への派遣は、自衛隊法を逸脱しています。そこで、国会では現在「海賊対策新法」を成立させようとしています。

 

武力行使もありえる?〜護衛艦に「死体安置所」が新設された?〜

今回の海上警備行動では、武力行使などの実力行使も十分想定されます。そのため今回は、もし、危険な状態におかれたら、こちらから攻撃することも許可されており、これまでの自衛隊の専守防衛の枠組みがなし崩し的に超えられようとしています。今回の派遣にあたり、護衛艦の内部が改築され、これまでになかった「死体安置所」が設置されたと一部報じられています。つまり、これまでの自衛隊の任務とは全く異なり、自衛隊員の命を危険にさらされる恐れがあるのです。しかも、海賊は一般の漁船を盾にするため、一般の漁民の命をも危険にさらすことになるのです。

 

本当にソマリア沖への自衛隊派遣は必要なのでしょうか?

自衛隊が派遣されたアデン湾は見晴らしのよい海域です。海賊がひそんでいるのは、島がいりくんでいて、隠れる場所のあるような狭い海域のはずです。しかも、海賊船というのは小さな船に「護衛艦」のような巨大な軍艦が必要なのでしょうか。「護衛艦」とは「護衛」するという名前がついていますが、英語であらわすと「デストロイア」つまり「破壊者」という意味なのです。

しかも、すでに諸外国の軍隊が海賊対策に参加をしていますが、海賊被害はいっこうに減ってはいません。つまり、軍隊を導入することは現状改善にはつながらないのです。

 

ソマリアの海賊問題とは?

そもそも、ソマリアでの海賊問題は、1991年の内戦以来、米国を中心とした軍事行動によって無政府状態がつづき、漁民の困窮や大国の海洋支配への反発が根本的な問題なのです。今年1月、アデン湾の奥にあるジプシにおいて「ソマリア周辺海域海賊対策地域会合」が開催され、国際協力が動き出しています。つまり、自衛隊などによる武力ではなく、イエメンやオマーンなどの沿岸警備体制を国際協力の下で強化することこそが海賊被害を減らすことにつながるのです。

入れるな核艦船!飛ばすな核攻撃機!ピースリンク広島・呉・岩国28団体)

   連絡先:広島市中区大手町 広島YWCA気付 電話:09033725082