434.2012年4月6日、岩国基地「日米親善デー」で身分証明書提示を求める件について岩国市長への要請(1)〜(10)
   
 (1)午前11時30分    
 

岩国市役所で、岩国市長あてに、岩国基地の「日米親善デー」で来場者に身分証明書の提示を求める件に関しての要請が行われました。(下に要請書)

4月4日のマスコミ報道を受けて、急遽おこなわれました。

2012年4月4日中国新聞ホームページ参照。

(2) 

 
 読み上げるのは「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」事務局長の桑原清さん。
 (3)    
 聞くのは、岩国市総合政策部基地対策担当部長、杉岡匡さん。
 (4)手交  
 
 (5)    
 話し合いに入り、市としては混乱を招かないように配慮されていかれたい、と話す藤川俊雄さん。

(6)

 
 岩国市としては、特に米軍に、免許証提示中止を求めるようなことはない、と杉岡匡さん。混乱を招かないようには要請するが。
 (7)  
 伊達純さん。身分証明書提示は混乱を招く、と。  

(8) 

 
 お互いの信頼関係がなければ免許証提示を求めるようなことはできないはず。市民に反感持たれてやらなきゃならないようまでして「岩国基地親善デー」をやらなきゃならないのか?と桑原清さん。

(9) 

 
 米軍は大人の場合といっているが、日本は20歳からだが、アメリカでは18歳からが大人。そのあたりどうするのか。夫は運転免許証(身分証明書)を持っているが、妻は持っていない場合が多い。夫だけ入場させて妻は外で待っとれ、というのか。今の若者は運転免許証を持っていないのが多い。多くの観光客は、では錦帯橋ということにはならず岩国ではなく、宮島や、下関等他所に流れるのではないか。岩国市の観光面でもマイナスだ、と坂本千尋さん(右端)。
 (10)    
 応対された右側は、基地対策課長、山中法光さん。
   
              
   
 

2012年4月6日

岩国市長 福田良彦様

瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク

共同代表 河井弘志 森岡義則

岩国市青木町2−24−45 桑原清方

岩国基地の「日米親善デー」で身分証明書提示を求める件について岩国市長への要請書

 私たち瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク(瀬戸内ネット)は、米軍再編に伴う厚木基地空母艦載機部隊の移駐、そして岩国基地強化の問題に取り組む住民団体です。

 例年5月5日に行われる岩国基地の「日米親善デー」で、今年は、来場者に身分証明書の提示を求めるという報道がありました。「日米親善デー」には毎年25万人が訪れると言われています。大勢の人達が身分証明書を持たずにやって来て、入場できずに大変混乱するおそれがあります。

 住民の安心・安全を守るべき立場の貴職としては、見過ごしてはならないことです。

 岩国市にとっても、「日米親善」という観点からもマイナスでしょう。

 私たちは貴職に、「日米親善デー」で来場者に身分証明書を提示させるのをやめるよう米軍岩国基地の対して求めることを要請します。