444ー3.2012年5月5日、米軍岩国基地開放デー、ビラまき(21)〜(30) 
   
 (21)午前10時    
   


「ピースリンク広島・呉・岩国」の旗をたてて2年ぶりにビラまき。呼びかけるのはピースリンク広島の新田秀樹さん。

 

下にこの日配布されたビラの文章を。

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   岩国市議会議員の田村順玄さんは、ピースリンク岩国の代表世話人であるとともに、この日のビラに名前が入っている「リムピース」の共同代表、そして「住民投票の成果を活かす岩国市民の会」の世話人でもあります。
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3月23日に愛宕山米軍住宅用地が県から国に売却されたこと等、オスプレイの訓練場になる等、拡張を続けるこの米軍基地の危険性とともに、先ほどの入場拒否の件についてもお話しされました。

 

 (24)話が終わったらまた新聞記者からの取材?  
   
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   いつも広島から来られている渡田正弘さん(グローバリゼーションを問う広島ネットワーク)。

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ピースリンク呉の世話人、西岡由紀夫さんが手にしているビラをテレビが撮影。

 

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   防府から来られたという田中詳和さん。
 (28)西岡さん、こまめにビラ配り。    
   
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   知り合いに会ったらしく話をされる田村順玄さん。
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   ピースリンク広島(九条会ヒロシマ)の藤井純子さん。
   
              
   
  厚木からは「空母艦載機」、沖縄からは「海兵隊部隊」が〜

その上真打登場は「オスプレイ」

 2012年、「の渡米親善デー」にお越しの皆さん!私たちは「ピースリンク広島・呉・岩国」という市民団体のメンバーです。私たちは毎年、この場所で皆さんへ「岩国基地」について訴えのチラシを配っています。戦後67年、未だ岩国にはアメリカ海兵隊が駐留し迷惑な基地の存在が続いています。3月にはとうとう、愛宕山も防衛省に売却され面積がさらに75ヘクタール広がることになりました。そんな名実共に極東一になった岩国基地を、今日はしっかり確認して下さい。

愛宕山も新たな基地に!

 今年になって岩国基地を巡る情勢が猫の目の様にくるくる変わり、迷走を続けています。厚木から空母艦載機を配備すると言う2014年まであと2年、最近の日米政府の再編政策は沖縄・普天間基地の返還など全く手付かずで、結局は実現可能な岩国基地だけ先行し機能強化に拍車をかけています。岩国基地は沖合移設で面積も1.4倍に広がり、厚木から来る部隊の関連施設建設がどんどん進行しています。

 

 3月23日、山口県知事は事業中止で荒れ地にしていた「愛宕山開発跡地」を防衛省に売却しました。周辺緑地を併せ約750ヘクタールの愛宕山跡地には、厚木艦載機部隊兵士の住宅が建設されます。その周辺には米軍専用のスポーツ施設も建設され、市民への利用もちらつかせる、また「アメとムチ」の懐柔策です。

 岩国基地には今年も、375億円(契約ベース)の再編関連予算が計上され、防衛省の発注見通しを見ると将校宿舎や巨大倉庫・整備場・消防署・食堂・電話交換所・立体駐車場などなど、あらゆる施設がてんご盛りで計画されています。

 岩国基地の機能強化の真打登場は「MV22オスプレイ」の配備です。4月にはまた墜落事故を起こし、2名の死者が出るなど超危険な航空機が7月にも普天間基地に配備を予定しています。一時はその前に岩国へ事前配備が取り沙汰されてされていましたが、配備後は同じ海兵隊基地の岩国でも日常的に訓練するのは確実です。

 もはや日本政府の在日米軍への対応は「困った時の岩国基地」といった状態で、何でも間でもこの岩国を利用しようという姿勢が特に顕著になりました。全ては防衛補助金などの目がくらんでいる知事や市長の基地政策のツケが市民に送り返されているのです。みなさん!岩国基地に入場出来るのは今日は一日だけです。そんな岩国基地の今を、シッカリ見てきて下さい。