13−1.広島湾スタディクルージング (1)

これは、「ヒロシマの今から過去を見て回る会」が広島周辺の旧軍施設・現軍施設をみてまわり、調査してきたところ、陸上からだと3日以上はかかるところを、海からだとたった半日で見て回れることに気が付き、1994年以来おこなってきて、好評を得た(マスコミもびっくりの企画)ものですが、呉を中心に、毎年午前中は同じところを回るものですから、財政的にパンク、1997年に1年休みましたが、「呉と島々の歴史をみてまわる会」主催で「広島湾スタディクルージング」として復活したものです。しかし、2008年をもって惜しまれながらも終了しました。またもや燃料費高騰等による経済的理由です。残念です。

実際に参加した方やマスコミからは、極上のお褒めの言葉を頂いていますが、何度も参加するような性格のものではないため、常に財政的困難をかかえながらも、本年も行う予定です。「ヒロシマの今から過去を見て回る会」のフィールドワークに参加した方からは「ヒロシマのイメージ」が変わったと感想を聞きますが、この企画は、その最たるもので、呉中心の海上自衛隊や米軍弾薬庫の実態を赤裸々に強く印象づけてしまいます。この企画への参加のためだけでヒロシマにこられても、満足されることを自信をもって言い切れます。講師陣も現軍施設、被爆、旧軍施設と広島を代表するその道の専門家です。

一つ一つの説明をしていきますと、ホームページに載せるまで非常に時間がかかりますので、その粋を写真でもって紹介します。(写真は、チャーター船でのみ撮れる、つまりこの機会を逃したら撮れないものばかりです。)

   海上自衛隊艦船の並ぶ軍港呉,、手の触れられるような近くに現役の艦船がうじゃうじゃしているのに驚きの声が。


写真は2006年8月7日
   
 テレビの取材に興奮さめやらぬ感想を語る参加者。


写真は2006年8月7日
   
韓国の反戦活動家の参加もあった。



 
写真は1996年8月7日