53.広高の森の歌碑
(中区基町15・中央公園東)
自然との触れ合いを求めて、基町中央公園には多くの人が訪れる。限りない青空に平和を訴える、「風と花」と名づけられた乙女の像や、広島を象徴する「飛躍」の鯉の像が、散策の目を楽しませる。
子規が「春風や、城あらわるる松の上」と詠んだ広島城に、軍都の跡を顧り見ながら歩いて行くと、木立の深い「広高の森」の真ん中に、ひっそりと立っている。「出で征きし、教え子どもの誰彼れが、心に乗りて朝な夕なに」と刻まれている。過ちは繰り返さないという誓いは、過ちを認める心を原点とする。
写真は2002年6月19日撮影。