66.ブランデン詩碑   (中区基町3・中央図書館前庭) 
   
   

 ひろしま教育ジャーナルという月刊紙がある。筆者の職場にも回覧されていた。その中に平和教育の先覚者、宅和純先生の「碑めぐり」が毎月載っていた。この文章も宅和先生や平和教育研究所(県高教組の中にある)のおかげによるものが多い。その1993年、2月号に載っていた。あれ、これ知らないぞ、とさっそく行って見た。
宅和先生の解説を引用する。1948年、廃墟再建の姿を目の当たりにした詩人エドマンド・ブランデンは、その感動をこの詩に結晶させた。訳文はやや難解、充分思いの伝わらない面があるが、ヒロシマの心の原点に触れている。その一節に、「劫火の灰をかきわけて、ねがいさやかにあれいでぬ。身をおこしたるこの町は、明日をめざしてひとすじに」とある。うつつとも夢ともゆかぬ災いにうちひしがれた滅びの町が創ろうとしている「永遠の平和」
一体それは何だろうか。ヒロシマはいのちの点滴が必要である。 と結んでおられる。先生の最後の結びの言葉、筆者も全く同感

(2012年4月28日撮影)