3.天満町・天満宮社殿の礎石(西区天満町9−29)
1992年ここを訪れ、門柱や石灯篭等色々見た時には、全て被爆後の年月日が刻まれており、「ここには被爆遺跡は残っていないな」と調査対象からはずしていましたが、2002年10月に再訪したところ下記のような看板が出ており、社殿礎石が被爆時のものと判り、追加したものです。なお、そばには、このあたりの被爆前の町の復元地図も再現掲載されています。

天満宮鎮座百七十年祭御社殿修築 記念碑 昭和二十年八月六日午前八時十五分広島に世界で最初の原子爆弾が投下されました。 爆心から一.一キロメートルの地に鎮座の天満宮は天満各町の家屋と共に倒壊し各地から発生した火災でその日の内に町と共に焼失しました。

七十年間草木も生えないといわれた広島市は戦後四十七年を経過した今、国際平和文化都市緑多き街として生まれ変わりました。

私達は、戦争 原爆を忘れることはできません。

御社殿の礎石は被爆石です。戦争のむなしさ恐ろしさを語り継ぐ一つとして、ここに保存することにしました

平成四年八月吉日

天満宮鎮座百七十ん年祭奉賛会

 写真は2014年3月16日撮影
   天満宮入口
写真は2014年3月16日撮影
    天満宮由緒
写真は2014年3月16日撮影

 天満宮裏門
タイムカプセルや被爆礎石、説明板などがあります。
写真は2014年5月7日撮影
 
 
 
 写真は2014年3月16日撮影