183−2.2005年2月5日.ヒロシマからの自衛隊イラク派兵反対、本通り街宣(11)〜(20)

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熱心にビラまきされる大月純子さん。

現地報告(名古屋、山本みはぎさんより)を下に

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 藤井純子さんは丁寧に話すのが真骨頂。
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 並んでまいています
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 「自衛隊員からも抗議行動には、少なからず賛同の声が来ている」など、色々話されましたが、ぼちぼつ1時間。
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 用意したビラもなくなり、一応終了しましたが、今度派遣される自衛隊員こそ、「そろそろ、危ないんじゃないか?」と心配です。
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 長谷川潤さん、いい写真、待ってますよ。
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ピースアクション@山本です。
本日、守山駐屯地より、イラク派兵第5次隊の隊旗授与式
が行われ、第1陣約200人が出発しました。

簡単な報告です。
ピースアクション・イラク派兵差止め訴訟の会、自衛隊10師団のイラク派兵をさせない 1・16愛知県民集会実行委員会のメンバーが、9時頃から隣接する守山生涯学習センター駐車場に集合。
正門では全学連の学生が抗議行動を行っていました。
駐車場は基地西側に面しているので、テントを張った式典会場や招待客・家族の受付場所など正面に見える位地です。小銃を持った自衛隊員が警備についていました。
マイクでしばらく訴えた後、申し入れのために正門前に移動。

この時、正門西側の公道に置いてあるフェンスの内側に入るなと愛知県警の警備担当が規制をしてきたため、少しもめました。結局、フェンスの内側の歩道上にあがり、申し入れは三団体の代表で行う、ということで落ち着きました。ピースアクション、実行委員会、訴訟の会とそれぞれ申し入れ書を読み上げ渡しました。(朝日新聞の夕刊に写真 また、豊川駐屯地・防衛庁への申し入れ行動も取り組まれていますので、2団体の申し入れ文章も渡しました)

守山からの出発が1時ということで、12時半に正門前に再び集合。座り込みを行った東側にいたのですが、南に一区画移動をして欲しいという県警の要請を、警備を前に立たせないことを条件に移動。並びに愛知連絡会の集団と、道路反対側には全学連総勢200人くらいはいたかと思います。

近所から動員されたのか日の丸の旗を持った高齢の女性たちが数十名と正門のすぐ内側には各地の日の丸の旗をもった隊友会が集合。この間、前に立たないと言っておきながら、制服を配置、抗議すると今度は私服を配置、また抗議すると人数んを減らして配置とかなりすったもんだをしていたところ、突然1時15分頃制服警官が前に整列し前方をふさぎ、1時40分、4台のバスに分乗した隊員が正門から出てきました。続いて、各地の家族を乗せたバスが出発。それぞれの団体のシュプレヒコールの中での守山を出発しました。
その後、小牧のエアーフロントオアシスに移動。当初、3時ごろという出発時間がチャーター機の遅れで午後9時半頃になるということなので、ここでの行動は行わず解散しました。

補足
午後9時ごろ、エアーフロントオアシスに行ってみました。
共同通信の報道によると午後8時40分頃小牧空港に移動とありましたが、どの機体がそうなのか識別できず。
航空会社はわかりませんでした、午後9時40分にフライトしたので、多分、きっとこれなかと思います。

午後の県警の警備については、訴訟の会とピースアクションで抗議文を提出するということになりました。

各位で行動された皆さん、ご苦労さまでした。
来週、12日も第2次派兵の抗議行動を行いますので、ご参加ください。



陸上自衛隊第10師団師団長様


自衛隊のイラク派遣中止を求める申し入れ書


私たちは、自衛隊はイラクに行かないでほしいという一心でこれまで行動を続けてきました。先月16日には、この守山駐屯地を人間の鎖で包み込み、以降連続15日間の座り込みを続け、何とか隊員のみなさんに私たちの思いを届けようとしてきました。にもかかわらず、本日、この地から第5次派遣隊がイラクへ出発しようとしていることに対し、私たちは憤りを禁じ得ません。

派遣地サマワでは、自衛隊宿営地を狙った攻撃がすでに9回に達しており、先月28日には、自衛隊宿営地を狙ったとみられる迫撃弾6発が見つかりました。いつ隊員に犠牲者が出てもおかしくない状況が続いているのです。今月2日にはサマワ中心部で銃撃戦が行われ、死傷者が出ています。これのどこが非戦闘地域だと言えるのでしょうか。「現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる地域」と定めたイラク特措法に違反することは明らかです。法の定めを無視して、隊員たちを危険地帯に送り込むことは、決して責任ある判断とは言えません。

第5次派遣隊がサマワに到着する頃には、自衛隊の10倍以上の供給能力を持つ浄水装置が稼動を始め、自衛隊の主要な任務であった給水活動が終了すると報じられています。給水が必要なくなれば、派遣隊員の大半が、駐留を自己目的とした警備活動につくことになります。これでは何のための派遣かわかりません。本末転倒とはまさにこのことです。資金援助で浄水設備を作ったように、自衛隊が行かなくともイラクの人々のためにやれることは、ほかにいくらでもあるのです。

自衛隊派遣の継続を決めた小泉首相は、イラク攻撃開始以来、国際世論を無視して率先してアメリカへの追従を続けてきました。自衛隊派遣もその中で強行されたものです。しかし、イラク攻撃がまるで大義のないものであったこと、米軍による占領支配をイラクの人々が望んでいないことは、もはや誰の眼にも明らかです。それを無視し、アメリカの顔色を伺いながら自衛隊を派遣し続けるなどというのはとんでもないことです。最近の世論調査でも国民の6割が派遣継続に反対しています。

 自衛隊員が殺されることも、自衛隊員によってイラクの人が殺されることもあってはなりません。地元から、若い隊員たちが戦地へと派遣されていくことを、私たちは黙って見送るわけにはいかないのです。今からでも遅くはありません。取り返しのつかない事態になる前に、派遣を中止し、自衛隊をイラクから撤退させることを要請します。


2005年2月5日

有事法制反対ピースアクション
(共同代表  水田洋・寺尾光身)
名古屋市昭和区白金1−13−10
пF052−881−3573