237-6.2006年11月3日.9条ピースフェスタ in ヒロシマ(51)~(60)

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 そして「9条を守ろう」という趣旨の「さよなら戦争」を歌い上げられました。
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 パワーポイントによる渾身の映像を写せなくて残念!
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タケカワ ユキヒデ」さんも、「ガンダーラ」で皆の気持ちをほぐした後、

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 「イマジン」や「ビューティフルネーム」で雰囲気を盛り上げられました
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手をたたく参加者。

 

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香川美夏さんと高校生の大亀明君による「アピール 9条がすき!」が読み上げられました。

 

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 全文は下に
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 素晴らしく、力強いものでした。
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 手前が石口俊一弁護士(主催者代表)

            

アピール 9条がすき!

 ぼくは戦争がイヤです。人を殺したくも、殺されたくもありません。だから、もう2度と戦争はしない、軍隊は持たないという日本国憲法の9条が大好きです。日本政府のはじめた戦争によって、国の内外に多くの被害と犠牲者が生み出されたことを反省して、これからは、徹底した平和主義でいこう。国民が主人公になって、決して戦争をしない国になろう、と憲法は決めたのです。

「天がまっかに燃えたとき/わたしのからだはとかされた/ヒロシマの叫びを/ともに/世界の人よ」
これは平和公園の近くにある「原爆犠牲ヒロシマの碑」の碑文です。

「ちちをかえせ/ははをかえせ/としよりをかえせ/こどもをかえせ/わたしをかえせ/わたしにつながるにんげんをかえせ/にんげんのよのあるかぎり/くずれぬへいわを/へいわをかえせ」
これは峠三吉がうたったヒロシマの心。

「日本中/世界中の子どもたちが/ぼく生きたかったと/泣かないで/すむように」
これは被爆者が残したヒロシマの願い。ぼくたちが今、過去から現在に受け継ぎ、未来へとバトンタッチしていくもののなかで、一番大切にしなければならないものです。

世界に核戦争の危機があり、日本が「戦争をしない国」から「戦争をする国」へと変えられようとするとき、私たちは「歴史の見物人」ではいられません。核兵器と核戦争をなくすためには、戦争をなくすしか方法はありません。そして、そのためには、憲法9条の考え方を大切にするしかないと、私は思います。

 20世紀は「戦争の世紀」でした。21世紀を「平和の世紀」にするために、日本中、世界中の人びとの良心に呼びかけましょう。ヒロシマの心を世界へ。そして、日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を苧るという一点で手をつなぎ、9条を日本から世界へと広めましょう。

輝かしい未来は、私たちのものです。