244−1.2007年4月10日、9条改悪のための「改憲手続法」はいらない! 6回目広島本通り街頭宣伝 (1)〜(10)

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3月3日から毎週連続で、「第九条の会ヒロシマ」は、皆の目が統一地方選挙に向いている間も、国会の方は、憲法改悪のための「国民投票法案」の成立に向けて、風雲慌しい動きを見せているため、毎週広島一の繁華街、本通り交差点で街宣しています。この日は第6回目になります。午後5時から6時過ぎまで行われました。

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 下に藤井純子さんからの「呼びかけ」を掲載。前週4月4日の行動は、選挙報道に埋め尽くされていた紙面にもかかわらず、翌日の中国新聞広島地方版に写真入りで報道されていました。
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 いつも弁士で活躍の横原由紀夫さんはこの日はもっぱらビラ配り。
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 渡田正弘さんもいつものごとく頑張っています。
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この日は、「市民投票」の試みが行われました。広島YWCAの宮地靖子さんの前で、「市民投票」される方、「国民投票」に「賛成」の方にシールを張っておられます。「自由」「民主的」な「市民投票」なのがお判りでしょう?

 

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久野成章さんはいつものごとく軽いフットワーク!

 

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広島市立大広島平和研究所教授の田中利幸さんも参加。

 

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弁士は、最初は藤井純子さんから栗原君子さんに。

 

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「市民投票」の説明をする久野さん

 

            

第九条の会ヒロシマの藤井です

9条改悪のための「改憲手続法」はいらない! 6回目広島本通り街頭宣伝
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4月10日(火)17:00〜18:00 本通り電停前

今回は、改憲手続法を知らない? 知っている? 
    知っている人は、賛成? 反対?     ★市民投票★を行います。

これまでの街頭宣伝で、国会では今にも採決と急がれているけど、市民の皆さんが「改憲手続法=国民投票法」を知っているのだろうか?と疑問を持ちました。
それで「市民投票」をしてみようということになりました。そしてこの結果は、各党、憲法特別委員会の理事、その他の委員に届けます。ご参加下さい。

 
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4月5日、衆議院憲法特別委員会は、中央公聴会を行い、4月12日(木)には、憲法特別委員会で採決をする条件が整ったと豪語しています。東京では、次の予定をしています。
    衆議院議面集会         (12:15〜13:00)
   「STOP!改憲手続き法、大集会」日比谷野音 18:30〜

改憲手続法についての公聴会では、私たち市民も問題だと思っていた危険性が指摘されています。
・過半数とは、憲法96条の精神を見れば、国民の大多数という意味で、「有権者の過半数」では なく、「有効投票数の過半数」では、大変小数、有権者の 2割弱でも改憲できるなど、大問題。
・その意味で、少なくとも「最低投票率」は決めなければならない。
・公務員、教員の地位を利用した運動はダメ は、規定も曖昧で萎縮を招く。
・自由なコマーシャルとなれば、お金さえあれば、テレビなど、どんな宣伝でもできる。
・自由で充分に話し合うことが規制される。

 与党は、これだけの問題点を出されても採決をすると言うのです。公聴会とは意見を聞く場ではないのでしょうか? 少数でも改憲しやすい、意見表明を規制し、お金によって情報の違いが出る、言論を封殺しようとするなど、この法案は、民主主義に反します。
手続きは必要だ、と言いますが、法律は、必要な時に作られるものです。私たちは、改憲の必要はありません。「誰が、何の必要で、急ぐのか」が問題です。この法律はいらない声を国会に届けましょう。

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藤井 純子  fujii@jca.apc.org