「おはよう愛宕山」2012年7月15日 第422号
オスプレイ また、又、また緊急着陸
それでも月末には 岩国基地に陸揚げか?
今や沖縄や岩国だけではなく全国各地からオスプレイの配備反対の声がつたわって来る。それでも政府はアメリカの言いなりで「絶対安全だ!」と開き直り当初計画どおりオスプレイの配備を強行しようとしている。4月にはモロッコで、そして1カ月前にはフロリダで墜落したオスプレイが又又また、米東部時間の9日午後にアメリカの国際空港に緊急着陸した。
ノースカロライナ州のニューリバー海兵隊基地のオスプレイで、訓練中気体の不具合が見つかり近くの国際空港に緊急着陸したのだ。
これだけ危険な実態が揃いながら、まだ安全と言い切る森本防衛大臣の認識とは一体難だろう。
オスプレイを積んだ自動車運搬船「グリーンリッジは航行を続けハワイの基地に入港、8日に次の目的地に向かって出港した。このまま進みと24日頃には岩国基地に到着すると報道されているが、その前にグアムや韓国、或いは沖縄にも立ち寄る可能性もある。先日の国会審議では野田総理はグリーンりっじの岩国到着の日時は必ず伝えると答弁した。
このまま岩国に陸揚げされたらおそらくオスプレイは岩国基地に居すわることが予想され、何れにしても岩国基地を拠点に全国の低空飛行ルートを使った危険な訓練を展開することがハッキリしている。
何としても岩国基地の陸揚げ提案を政府がアメリカに返上するよう、声を高めなければならない。
目下、市長や県知事もオスプレイの岩国陸揚げ配備には反対の姿勢を貫いているが、まだ沖縄の知事や主張に比べれば反対のトーンは随分低い。
市民から、市長や知事や職員へも、ドンドンオスプレイ配備反対の声魚傳えその意志を固めてゆくことが大切だ。沖縄では8月5日に全県民総意の「県民大会」開催が決まった。岩国でも当面は船が入る日には大きな市民の反対意思を結集する具体的な行動が急がれている。オスプレイ配備反対の大きな声を高めよう。
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