489−1.2012年10月21日、第79回愛宕山座り込み「開発跡地見守りのつどい」(1)〜(10)
 
(1)10時00分 

最初に岡村寛さんから、18日に長島昭久防衛副大臣が「オスプレイのお礼」を言い来た件について。福田市長は、忙しくて私たちにも会えないというのなら防衛副大臣にも会わなければ良いのに、大きな問題が起きなかったとホットしていると伝えられた。もっとも沖縄の人たちのことを考えると少しは良心の呵責を覚えているようだが。長島は軍事オタク、こうやって実績を積み上げようとしている。

10月6、7、8日沖縄へ行ってきたが、たとえ私たちのようなオスプレイ反対運動を行っている者に対しても沖縄の人の反応は冷たい印象を受けた。「ウチナンチューはヤマトンチューを信用しない」と言っているようで、お土産などの受け取りもそんざいだった、と感想。

米兵犯罪の件も話されました。

16日に田村順玄さんと浜田に行ってきた。低空飛行で、岩国以上にひどい騒音。(下に田村順玄市議発行の「おはよう愛宕山」10月21日第428号の浜田市訪問の報告を掲載。)

 
 (2) 10時01分
 この「愛宕山座り込み」が始まった直後、2010年9月に起きた米軍属により、この「守る会」の男性が轢き殺された事件について、16日に遺族が山口地検岩国支部に告訴・告発状を提出した、弁護士は広島のいつもお世話になっている足立修一さん、米軍は交通教育強化、運用見直しで済ませようとしていると報告。(10月20日付け中国新聞ホームページに出ていました。)
 (3)10時17分  
 
 (4)10時19分
 AWC(アジア共同行動)の方から、オスプレイ缶バッジ300個、愛宕山に米軍住宅はいらない 缶バッジ2000個、艦載機より紙飛行機を! 缶バッジ 500個が、贈呈書と共に届いた、1つ100円で売って活動資金にあてたいと。
 (5)10時25分
 30分経たないうちに、いつもより早く懇談に入りました。  
 珍しいジュースや豆菓子などが参加者の皆さんにふるまわれました。
 (6)
 飲んだり食べたりしながらゆっくり懇談。  
 (7)
   廣兼文恵さんより、飲み物、お菓子、野菜、花などいつものように一杯差し入れが。
 (8)10時38分 
 懇談されながら、遠くから何度も来られている方の自己紹介。廿日市市の井原一則さん。
 (9)10時40分
 広島市の古屋恭一さん。
 (10)  午前10時40分
  朝は寒かったのですが、天気は快晴、かなり暑くなってきました。絶好の秋日和の中での座り込みです。参加者は30数名とちょっと少なかったですが。日曜日で他にも多くの行事があったようです。
   
          


「おはよう愛宕山」 2012年10月21日 第428号

浜田の空を 米軍機 縦横無尽!

      低空飛行ルートを調査した

 10月16日、田村市議は昨年に比べ2倍以上に増加した米軍機による低空飛行の爆音に悩む浜田市を訪問した。浜田氏はエリア567と呼ぶ米軍の訓練空域の真下にあたり、昨年122回と記録された騒音が今年は9月までで既に270回を越えその爆音は凄まじい。

 田村市議は今年7月15日にこの旭地区で開催された学習会に招かれ、120人の参加者に低空飛行の講演をした。この日は浜田市の行政関係者から8月に撮影したという生々しい低空飛行の映像や説明を聞き、岩国市内では通過程度の爆音被害がここでは頭上で1じかんぐらい継続して旋回を繰り返すといった現状を聞いた。改めて米軍の異常な訓練の実態を知ってビックリ。

 浜田氏は昨年暮れ、独自で市の旭支所に騒音測定器を設置しており今後も数台設置の予定という。

刑務所施設ターゲット?

絶好の攻撃目標に

 午後から同じ地区内の認定こども園を訪問し、園長先生のお話を伺った。

 山の中に開けた静かな場所にある幼稚園と保育園を一元化した認定こども園は、計画し頓挫した工業団地用地の跡地に建つ。

 園長先生はなぜ、こんな静かな環境の場所に米軍機が飛んでくるのかと憤る。

 ここは愛宕山と全く同じで、頓挫した広大な工業団地跡地に浜田氏が誘致した島根あさひ社会復帰促進センター^と呼ぶ刑務所施設が進出、08年10月に開所した。

 32ヘクタールの広大な敷地にある同センターには2千人余の受刑者が服役している。

 帰りに施設周辺を周遊してみて納得、「エリア567」という訓練空域の下の一面緑の山の中に突然現れる広大な施設は絶好の攻撃目標。10年前に四国の山間部の「オレンジルート」と呼ぶ低空飛行ルートを踏査し、渓谷にある水力発電所の導水管や変電所、くねくね曲がった道路、学校などが攻撃目標にしている実態を見た。

 まさにここがそれと酷似した刑務所施設をターゲットにしていることは間違いない。施設は今はコンクリート壁ではなく、鋼製のフェンスと金網の二重柵が施設を囲む。その、内側の鋼製フェンスに米軍機の爆音が反応してセンサーが作動するという話もチラホラ。職員も米軍機が来るとビックリするとか。

 これから、ホーネットだけではない、オスプレイまで飛んできて同じような爆音を垂れ流すなど、到底許されることではない。

 
   又、米兵の犯罪が!

 沖縄で又、米兵2人が女性を襲い性的暴行を加えたうえケガをさせるという事件が起こった。しかも2人の米兵は米本国から厚木基地を経由した海軍兵士である。「海軍」「厚木」と結べば2年後に配備予定の艦載機部隊も厚木から。今回の事件はたまたま用務が沖縄だったが、これからは岩国でも十分起こりうる事件である。

 事件を起こした米兵jは朝から酒を飲み、その日帰国の予定だったと言う。未だ日本を占領し続けている気分で、事件に及んだのだろy。オスプレイの配備を常識の「範囲」と言う森本防衛大臣は、今回の事件を「たまたま日本に来て起こしてしまった」などと人ごとを装う。

 「厚木から来る艦載機部隊は海軍だから海兵隊とは質が違う、だから悪質な事件など起こさない」というのが受け入れ容認を主張する偉いお方の理解だが、所詮は軍隊、人を殺すのが職業の世界だ。空も地上も、全く危険極まりない基地の街の現実である。