491−1.2012年10月26日、反原発デー行動inヒロシマ(1)〜(10)
  (1)午後5時。10月26日は「原子力の日」、さすが今年は「原子力の日」を祝おうというような政府や報道機関は無いが、この日を「反原発デ―」として行動しようということで、中国電力本社前に集まりました。
 主催は「伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク・広島」「上関原発止めよう!広島ネットワーク」「原発・核兵器なしで暮らしたい人々」の3団体

呼びかけ文は下に2012年10月27日付け毎日新聞ホームページに出ています。
 (2)まず、網本えり子さんから、伊方原発、島根原発の再稼働阻止、上関原発建設反対の声を上げられました。
 

中国電力は原発ビジネスから即時撤退してください。

トラブル続きで老巧化した島根原発1号機は即時廃炉に

2号機の危険なプルサーマル計画は、即時計画中止に

経営負担を重くするだけの3号機は即時計画中止に

原子炉設置許可も得ていない上関原発は即時撤退を

 (3)
 原発ビジネスは長い目で診れば一般市民はもちろん、中国電力にとってもロクなことはありません。島根原発1号機の廃炉費用はどうするのですか・

私たちの電気料金にかぶせるつもりですか?それは御免こうむります。

 (4) 
 午後5時過ぎは仕事をしている方はまだ来られておらず、通行人も少なかったですが、20分、30分と時間がたつと共に多くの人が集まって来られ、中国電力前の歩道を通る人も多くなってきました。
 (5)通行される方の中には原発に関心を持っている方が多くおられ、話し合いになったりします。 
 
 (6) 
 「さよなら原発ヒロシマの会」の難波健治さん。11月11日(日)13時30分、原爆ドーム前から中国電力本社前まで「さよなら原発!広島ウォーク」を行う、ぜひ参加してほしい、と訴えられました。
 (7) 
 また、若い人が「7、その前の日(10日17時)、西区民文化センターで「原発・エネルギー問題 青年学生交流会」(さよなら原発広島青年学生の会準備会」を行うので、そちらの方にも協力頂きたいとのことです。
 (8)
 

「原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会」の木原省治さんから、伊方、島根、上関の原発の問題について、かなり詳しく説明されました。

 

 (9)
 
 (10)中谷悦子さんらはカラフルなプラカードを作って参加されていました。  
 
 

           

 

10・26反原発デー行動 伊方・島根・上関すべての原発を止めよう!

17:00〜18:20 中国電力本社前 アピール行動
18:30〜19:00 デモ(中国電力本社前原爆ドーム前)

主催:伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク・広島
   上関原発止めよう!広島ネットワーク
   原発・核兵器なしで暮らしたい人々
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1964年、内閣は10月26日を「原子力の日」と定めました。
1956年10月26日に日本がIAEA(国際原子力機関)に参加したことと、1963年10月26日に東海村の日本原子力研究所の動力試験炉で日本で初めての原子力発電が行われたこと
を記念したものです。
2011年3月11日の大災害に至る「国策による原発推進」が、こうして始められました。
福島原発事故は、人間と原発が共存できないことを、あらためて世界に示しました。

しかし、生命や自然に対する科学的認識も畏敬の念も持たず、原発ビジネスによって利益を上げることを至上命令とする内外の「核利益共同体」は、あくまでも原発を維持・推進しようとし、その立場
から国をも操作しています。彼らの操るままに任せておいては、やがて人類の生存そのものが危うくなるでしょう。

危機は、私たちの身近に迫っています。中国電力は、広島市から80キロの地点における上関原発建設計画をまだあきらめていません。
また、広島市から130キロの地点における島根原発3号機の建設と運転開始にも、大きな意欲を見せています。
広島市から一番近い現存の原発は、広島市から100キロの地点にある四国電力の伊方原発です。大飯原発に続いて再稼働が目論まれているのが、この伊方原発です。

今、日本の各地で、原発に反対する行動が定期的に行われています。
首都圏では、毎週金曜日に「原子力規制委員会」前での行動が行われています。
三次市でも、毎週金曜日に、若いお母さんたちを中心としたデモが行われています。
広島市でも、第1・第3金曜日に、「さよなら原発」のデモが始まりました。

そして、10月の第4金曜日「反原子力デー」の10・26には、私たちも上記のような行動を計画しています。
広島市・その近隣地域の皆様、ご都合がつけば是非ご参加ください。

私たちの声と意思しか、「核利益共同体」の暴走を止めるものはありません。