25.千田町一丁目町民慰霊碑(ふりかえりの塔)(中区千田町一丁目3−28前歩道上) |
|
|
|
元広大正門裏に道路工事のため一時的に移されていましたが、工事が終わり2000年末、電停「鷹の橋」から「鷹の橋商店街」に行く途中、元の場所の近く、古くからある喫茶「房州」前の路上(右下)に戻されました。碑文には、思わず感動します。多くの「語り部」の方の活動を勇気づけてきたもです。読んで見ましょう。 |
|
|
ピカ ドン
くずれた家々はたき火のように燃え拡がり
はりの下敷きとなって
あちらこちらで助けを求める悲痛な叫び
迫りくる火の前に
人の力はあせれども弱い
「逃げて 早く逃げて」と叫ぶ
いとしい人の声もとだえた今、
後ろ髪を引かれ
振り返っては、 ころび
火の粉を浴びながら
また 振り返る
偲い残り
あの時
あの日を
再び繰り返してはならない
昭和五二年八月六日
広島市千田町一丁目
原爆慰霊碑建設委員会
|
|
|
|
|
|
|
|
|