7−3.2004年8月5日フィールドワーク「米軍岩国基地」(21)〜(30)
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土砂運搬にかかる費用の方が、土砂の買取額より高いんだって。運べば運ぶほど岩国市にとって赤字が増える構造なんですって。 | |
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ここは、南岩国駅近くの「愛宕山」の南端の、とある既設団地の一角。
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岡原さんが言うには「岩国版・安保が見える丘」。 | |
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岩国基地全景が良く見えます。筆者は知っていましたが、地理を知っている案内人無しには、まず一般の旅行者には判らない場所です。 | |
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ここの北側に「岩国基地沖合い移設」と連動する形で、「愛宕山開発」が行われていますが、当初の「バラ色」の見込みがはずれることが明らかになっています。 | |
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つまり、団地を造成しても、事業発足時の見込みどおり、売れる見込みが立たないことが明らかになったと、山口県議会でも言われました。 | |
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山口県知事や岩国市長は、「岩国基地の機能強化には反対する」と、何度も言っていますが、「機能強化」の客観的布石は着々と進行中なのがよくわかります。
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このフィールドワークに参加出来ない方で、岩国基地全景を見ようと思えば、少々遠景になってしまいますが、岩国城(錦帯橋)ロープウェイを登った所がお薦めです。
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