広島駅近く、バスの降り場のそば、稲荷神社の社殿の横に立つ。バスで広島駅に向かう際、この碑の近くで降ろされる事が多い。ちょっと時間があれば立ち止まって立ち寄られたい。みどりと水の美しい駅前河畔公園に、ひっそりとひとつの碑がたっている。ふきとばされ、たたきつけられ、火に追われて水をもとめ呼びあいながら倒れていった、２２４人の松原町民の慰霊碑である。戦後、このあたりは闇市をさまよう戦災孤児達の姿が目についたという。そばの石造りの神社の基礎、これも被爆遺跡と思われる。