1.陣歿軍人軍馬追悼之碑(東区二葉の里三丁目3−1・元JR社宅空地)
   
 新幹線口から元JR社宅があった広大な空地の「歴史の散歩道」がわに、ぽつんと樹々に囲まれて残されている。
右の写真は2008年9月24日。 


表) 陣歿軍人軍馬追悼之碑  陸軍中將 鈴木莊六書

(裏) 騎兵第五聨隊創立以来各戰役ニ於ケル戰病没軍馬ヲ追悼スルノ餘リ西伯利亞出征凱旋ノ秋建之   大正九年十一月十八日 騎兵第五聨隊将卒一同

碑文はきれいに磨かれている。「将」に文字が「將」となっていないのは?

その左に「忠節   師団長 長谷川美代次謹書」という碑、その右に、「騎兵第五聨隊跡」という碑、 表に「愛馬は眠る」、裏に「自明治二三年 至昭和二〇年」という碑がある。手前の柱には、昭和五十五年三月 もえぎ会、と記されている。

   
 

※建立の由来   旧日本軍騎兵隊創立以来の戦没者並びに戦病没者軍馬を追悼するため建立。

※その他、特記事項

大正九年一一月18日、騎兵第5連隊将卒一同により建立されているが、昭和55年(1980)3月18日、補修工事がなされている。

(注)「西伯利亞出征」とは1918年(大正7年)のロシア革命に対する干渉のためのシベリア出兵の事。以下何度も出てくる。

左の写真は2003年11月19日
   
 右の写真は2000年5月撮影。
   
 左の写真は2013年9月28日。誰も入れないように厳重に鍵がかかっていました。