2007年7月11日の中国新聞に12本の被爆クスノキが、枯れ死が心配されていたが、剪定が功を奏して樹勢が回復した旨の記事が出ていた。
被爆樹の定義は難しい。筆者は15年前からこれらが被爆樹木であることは知っていたが、「ほぼ爆心から2キロ以内で、かつ全焼区域内」ということを聞いていたので、入れるべきかどうか迷い、被爆の痕跡も認められないので(位置も移動している筈)、被爆樹から外していた。この記事が出たので、その後作られた広島市の「被爆樹木リスト」を改めてみてみると、ちゃんと出ていた。
かっては、プレートレートも無く、どの樹が「被爆樹」にあたるのか、良く判らないままに、大きい樹がそうだろう、と思い写真を撮ったりしてりたが、今は下の写真のとおり、「それらしかった」樹全てに、プレートが付けられている。「被爆樹木 クスノキ」というプレートの、全部で【1】から【12】までの番号が付けられている。祗園新道、アストラムラインの西側のALSOKホール(広島県立文化芸術ホール、旧郵便貯金会館)寄りに大きいのが12本並んでいるのですぐわかる。
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