1−2.地球平和監視時計  (平和記念資料館東館入口)
   
 

 平和祈念資料館内に平和監視時計が平和を願う多くの人の努力で設置されたのは 2001年7月24日、8月6日に序幕されました。

時計

部分は、広島市出身の彫刻家岡本敦生さんのデザインで、高さ約三・一メートル。現在の時刻を示すアナログ時計の下に、最後の核実験と、広島に原爆が投下された1945年8月6日からの2つの経過日数をデジタル表示しています。

しかし、この時計、残念ながら、米国が2006年8月31日に未臨界核実験を行い(ロシア、イギリスも)、さらに2006年10月9日には北朝鮮が地下核実験を行う、2011年11月16日、米国が新たなタイプの核実験を実施してい、、2012年8月米国がまた新たなタイプの核実験をおこなったのが判明というkとを受け、2012年9月24日、「313」日目から「28」日目にリセットする、

2002年4月9日撮影。
   
2012年8月米国がまた新たなタイプの核実験をおこなったのが判明というkとを受け、2012年9月24日、「313」日目から「28」日目にリセットするなど、設置以来17回も最後の核実験からの日数をリセットしなければならなくなっています。(2012年9月25日現在)

 各国の核実験への広島市長の抗議文は1968年から通算5600通目となりました。

 この数字がいつまで増えていくのでしょうか。はなはだ残念だと嘆いてばかりではいけません。私たちの平和への決意と行動を問いかけているのです。

2009年12月26日撮影。