23.広島市郷土資料館(陸軍糧秣支厰缶詰工場)(南区宇品御幸二丁6)  
   
   爆心地から南南東へ3200mの地点にあり、窓ガラスが割れたり、風圧で鉄骨が曲がったり、被爆者の避難所に使用されたりしました。内部は主に、郷土の産業の歴史などが展示されていますが、求めれば被爆の痕跡も見せてくれます(外部から見る限り、きれいなレンガ造りに改装されており、裏の焼却炉煙突を除いて荒々しい被爆の惨状は感ずることは出来ません。

写真は2003年10月25日撮影。
   
    写真は2014年5月7日撮影。
   
 

陸軍糧秣宇品支廠が1908年拡張(設置1987年)拡張され、缶詰工場が1911年開設され、1940年廣島陸軍糧秣支廠と改称されています。

なお、1999年10月から12月にかけて「旧糧抹支廠」の特別展が内部写真130点と共に公開され(写真集も出された)、大きな反響を呼びました。2003年10月4日から11月3日までも、被服支廠跡とともに特別展示が行われました。

写真は2003年10月25日撮影。
 
   
    写真は2014年5月7日撮影。