1.安楽寺    (東区牛田本町一丁目5−29)

 

入り口に説明プレートが張ってある。

「被爆建物 安楽寺(爆心から2,190m) この本堂は、昭和20年(1945年)8月6日の原爆にも耐え、その姿を今日に残しています。また、南東側の軒裏には火災の跡が残っています。 広島市」

本堂は1788年に建設。

本堂は修繕されたが、今でも被爆の痕跡が残っている。

8月6日の昼ごろと7日の未明に火が付いたが消し止められた。

 写真はいずれも2012年5月13日撮影
   
 本堂南東側の軒裏には炭状の痕跡を残す梁が残っている。(板で補修されている。)  
   

「被爆樹木 イチョウ 爆心地から2,160m このイチョウは、1945(昭和20)年8月6日の原爆にも耐え、生き残りました。幹の上部には黒く炭化した被爆の痕跡が残っています。」説明板

寺の目印になっている大イチョウは、原爆の類焼を防いだ。浅野藩士が江戸の善福寺から枝を持ち帰り植えたという伝承がある。山門は、イチョウが屋根を突き抜ける形で建て替えられている。