30.シュモーハウス (中区江波二本松一丁目2−34)
集会所として使用されていた、被爆後の善意のアメリカ人の建てた「被爆者の家」(シュモー会館=江波二本松一丁目2−40)が残っていましたが、2012年11月1日、広島南道路の建設により山際の地に移転、平和祈念資料館の付属施設「シュモーハウス」として開館しました。 2012年11月3日に訪れて写真撮影しました。常駐の案内人がおられました。 |
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左は2014年3月30日、被爆証言者、瀬川博さんと訪問。 | |
「シュモー会館の由来
広島市の戦災復興は、市民のたゆみない努力の賜物であることはいいうまでもありませんが、海外からの暖かい善意と浄財の負うところもまた大きかったことを「シュモー会館」は私たちに語りかけています。 広島南道路の建設予定地にあるため、取り壊される可能性もありましたが、広島市(秋葉忠利市長時代)が関係者の保存要請に応えて、2002年10月22日に建物の基礎からの移転保存の方針を決定、この日の開館にこぎつけられたものです。
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2012年11月3日、まだ南道路建設中のため入り口はこのように工事中の土地を通っていかねばならず、地元の人に尋ねなければどこにあるのか判らない状態でした。 |