7.広島信用金庫横川支店内 外柱 (西区横川町三丁目5番10号)
横川信用金庫解体と新しい展示の件は、よく報道されているが、銀行業務時間内に(時間外はしょっちゅう通るのだが)訪れる機会がなく伸び伸びになっていたが、2002年秋、ようやく訪問出来た。2つの柱が二階に説明板・照明とともに飾ってあった。

写真は2002年10月2日撮影。

 

説明板「この写真の建物は、1938年5月三篠信用組合(現広島信用金庫)の本店として完成、鉄筋コンクリート造3階建てでギリシャ建築様式 正面を飾る柱は「アイオニック柱範」直径役90p 長さは焼く5m 柱頭には渦巻き模様の飾りがつけられていた 1945年8月6日広島に原子爆弾が投下され 一蹴にして広島は壊滅したが この建物は原爆によく耐え 被爆直後には 被災者の救護所や西警察署の仮庁舎としても利用された。
 数少ない被爆建物として注目されていたが 業務の拡大に伴い狭溢となり老朽化も進んだため 多くの市民に惜しまれながらも遂に1990年9月解体した
ここに被爆建物としての記録を後世に伝えるため 外柱の一部を保存するものである。